特許
J-GLOBAL ID:200903050143762494

ディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062101
公開番号(公開出願番号):特開平10-243238
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】粒状のぼけによる不快なむらや不自然なアーチファクトなどを生じさせずに、粒状を抑制し、かつ画像シャープネスを強調する処理を行うディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法を提供する。【解決手段】原画像にシャープネス強調、平滑化処理およびエッジ検出を行い、得られたシャープネス強調画像と平滑化画像からエッジとノイズとの混在成分を抽出するとともに、エッジ検出に基づいてエッジ・ノイズ領域の重み付けデータを求め、混在分成分にノイズ領域の重み付けデータによる重み付けを行った後に非線形変換を行ってノイズ成分を分離し、次いで細分化処理を行い、混在成分にエッジ領域の重み付けデータによる重み付けを行ってエッジ強調成分を得、シャープネス強調画像データと細分化処理で得られた細分化ノイズ成分とエッジ強調成分から最終処理画像データを得ることにより、前記課題を解決する。
請求項(抜粋):
原画像データにシャープネス強調処理を行ってシャープネス強調画像データを作成し、前記原画像データに平滑化処理を行って平滑化画像データを作成し、前記シャープネス強調画像データからこの平滑化画像データを減算してエッジとノイズとの混在成分を抽出するとともに、前記原画像データからエッジ検出を行ってエッジ領域およびノイズ領域の重み付けデータを求め、前記エッジとノイズとの混在分成分にこのノイズ領域の重み付けデータを用いて重み付けを行った後に非線形変換を行ってノイズ成分を分離し、得られたノイズ成分に細分化処理を行って、細分化ノイズ成分を得るとともに、前記エッジとノイズとの混在成分に前記エッジ領域の重み付けデータを用いて重み付けを行ってエッジ強調成分を得、前記シャープネス強調画像データから前記細分化ノイズ成分を変倍して除くとともに前記エッジ強調成分を変倍して付加して処理画像データを得ることを特徴とするディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法。
IPC (3件):
H04N 1/409 ,  G06T 5/00 ,  G06T 5/20
FI (3件):
H04N 1/40 101 D ,  G06F 15/68 350 ,  G06F 15/68 405

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