特許
J-GLOBAL ID:200903050161683461

衛生洗浄装置及びその開閉弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210154
公開番号(公開出願番号):特開平9-021157
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 局部に洗浄水を噴射する装置において、多少異物による止水不良を防止することが可能な開閉弁を提供する。【解決手段】 コイル135に通電されず、パイロット穴139が閉塞されているときは、ブリード穴141により一次室111の圧力と圧力室125の圧力とは等しくなる。また、圧力室側からダイアフラム弁131に加わる圧力の方が一次室側からダイアフラム弁に加わる圧力よりも大きくなるので、ダイアフラム弁は主弁115に圧接され、一次室と二次室113とは遮断される。一方、コイルへの通電によりパイロット穴が開くと、圧力室内の水がパイロット穴及び円形空間145を通じて二次室113側に流入すると共に、一次室内の圧力は圧力室内の圧力よりも大となる。このとき、ダイアフラム弁にスプリング153の付勢力が加算され、少なくとも異物が引掛かることのない最低リフト量以上のリフト量でダイアフラム弁はリフトし、一次室から二次室への流路が開かれる。
請求項(抜粋):
水源側から洗浄水排出側への給水を断/続するための開閉弁において、前記水源側と連通する一次室、前記洗浄水排出側と連通する二次室、ブリード穴を介して一次室に連通し、且つ、パイロット穴を介して二次室に連通する背圧室を有したケーシングと、前記パイロット穴を開閉するプランジャと、前記一次室及び背圧室に挟まれるように設けられ、パイロット穴が開かれたとき、一次室から背圧室を通じて二次室へ流れる水流により生じる背圧室と一次室との間の圧力差により一次室と二次室とを直接連通するように開き、パイロット穴が閉じられたとき、水流がなくなることにより背圧室に生じる一次室よりも大きな圧力によって一次室と二次室とを隔離するように閉じるダイアフラム弁と、前記ダイアフラム弁を開く方向に付勢するための付勢手段と、を備えることを特徴とする開閉弁。

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