特許
J-GLOBAL ID:200903050165835207

溶鋼の脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028363
公開番号(公開出願番号):特開平6-240338
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】減圧下で脱硫反応効率を高めて極低硫鋼を製造する方法の提供。【構成】減圧下の溶鋼 (M) の表面に、酸素上吹きランス(15)からO2ガスもしくはO2を含むガス、又はこれらのガスとともに金属酸化物粉を吹きつけて溶鋼温度を昇温させる。昇温後、副原料添加装置(16)からAlを含む脱酸剤を添加し溶鋼およびスラグの酸素ポテンシャルを低減させ、脱酸後の〔Al〕濃度を 0.1重量%以上に調整する。その後、粉体上吹きランス(14)から脱硫剤粉体を溶鋼 (M) の表面に吹きつけ、高温、低酸素ポテンシャル下で脱硫反応を進行させる。図示のVOD装置の外、RH装置によって実施することもできる。 【効果】処理中の溶鋼温度降下を防ぎ、脱硫反応を促進し復硫を防止して極低硫鋼を溶製することができる。
請求項(抜粋):
減圧下の溶鋼表面に酸素ガスもしくは酸素を含むガス、またはこれらのガスとともに金属酸化物粉を吹きつけて溶鋼を昇温させた後、Alを含む脱酸剤を添加して、酸化生成スラグを還元するとともに溶鋼を脱酸し、脱酸後の溶鋼中のAl濃度を 0.1重量%以上に調整し、その後脱硫剤粉体をキャリアガスとともに減圧下の溶鋼表面に吹きつけることを特徴とする溶鋼の脱硫方法。
IPC (3件):
C21C 7/064 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/10

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