特許
J-GLOBAL ID:200903050166790975

曳航式海中溶存物質観測ロボット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-134841
公開番号(公開出願番号):特開平6-344979
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】広い海域の海中溶存物質を時間的および空間的に連続して計測することができる曳航式海中溶存物質観測ロボットを提供する。【構成】曳航ケーブル20を介して観測母船1により曳航される観測ロボット本体11に超音波流速計60および海中溶存物質分析装置50を搭載し、この観測ロボット本体に水平主翼12と、左右の水平尾翼13a,13bを設け、深度指示装置30からの指令を受けて上記水平尾翼を制御して観測ロボットの深度を維持し、ロボット本体の横傾斜および縦傾斜に応じて水平尾翼を制御して観測ロボット本体横傾斜および縦傾斜を制御するようにした。【作用】ロボット本体の横傾斜や縦傾斜を水平主翼と左右の水平尾翼とで制御するので、高速で曳航しても観測ロボットの姿勢が安定し、超音波流速計や海中溶存物質分析装置を搭載して高精度な測定が可能になる。
請求項(抜粋):
観測母船により曳航ケーブルを介して曳航される観測ロボット本体と、上記観測母船に積まれたロボット管制装置と、上記観測ロボット本体に搭載され海水の観測に必要な少なくとも超音波流速計および海中溶存物質分析装置を含む計測器と、上記観測ロボット本体に設けられ伏仰角を調節可能な水平主翼と、上記ロボット管制装置からの指令を受けて上記水平主翼を制御し、観測ロボット本体の潜航深度を制御する駆動手段と、同じく上記観測ロボット本体に設けられそれぞれが伏仰角を調節可能として左右に伸びる左右一対の水平尾翼と、観測ロボット本体に設けられた傾斜姿勢検出装置の検出に応じて上記水平尾翼を制御し、観測ロボット本体の横傾斜および縦傾斜を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする曳航式海中溶存物質観測ロボット。
IPC (5件):
B63C 11/00 ,  B63G 8/42 ,  G01N 27/27 ,  G01N 33/18 ,  G01N 33/18 102
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-303993
  • 特開平3-169796

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