特許

J-GLOBAL ID：200903050169789889

固体電解質型燃料電池

発明者： 中島 弘之 ,  立花 公康 ,  相沢 正信 ,  黒石 正宏
出願人/特許権者： 九州電力株式会社 ,  東陶機器株式会社
代理人 (1件)： 渡部 温
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-319377
公開番号（公開出願番号）：特開平8-162140
出願日： 1994年11月30日
公開日（公表日）： 1996年06月21日
要約：

【要約】【目的】 集積型セルを有する固体電解質型燃料電池であって、セル連結部の破損を防止するのに適した構造を有する燃料電池を提供する。【構成】 本発明の固体電解質型燃料電池10は、複数の円筒型セル3の集合体1と、これらのセル3の端部15から排出される未反応燃料と未反応空気とを燃焼させる排気燃焼室5と、を具備する。円筒型セル3は、並列に、それらのセルの端部15からやや中央寄りの位置において連結された集積型セルとして形成されている。このセルが連結された部分(セル連結部11)と、排気燃焼室5側のセル端部15との間の、セル外周面間スキマに、断熱材層8が設けられていることを特徴とする。したがって、排気燃焼室5の高温はセル連結部11にまで到達しない。そのため、セル連結部における熱応力を回避できる。

請求項（抜粋）：

多層円筒状に積層された空気電極、固体電解質層及び燃料電極を有する複数の円筒型セルの集合体と、これらの円筒型セルの端部から排出される未反応燃料と未反応空気とを燃焼させる排気燃焼室と、を具備する固体電解質型燃料電池であって;上記円筒型セルは、複数のセルが、並列に、それらの円筒型セルの端部からやや中央寄りの位置において連結された集積型セルとして形成されており、このセルが連結された部分(セル連結部)と、上記排気燃焼室側のセル端部との間の、セル外周面間スキマに、断熱材層が設けられていることを特徴とする固体電解質型燃料電池。

IPC (3件)：

H01M 8/24 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/12

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-237963
  
• 特開平4-237964
  
• 特開昭57-113561
  
• 特公昭40-023096