特許
J-GLOBAL ID:200903050174390102

テストキャリヤ分析システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-336717
公開番号(公開出願番号):特開平7-005109
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 バッチ特異的評価曲線に従ってユーザーが校正することなく正確な分析を可能にし、かつテストキャリヤと装置の製作費を低減でき、しかも誤操作を回避できる、特に体液の成分の分析に有用なテストキャリヤ分析システムを提供することにある。【構成】 テストキャリヤとコードキャリヤと評価装置を有し、テストキャリヤが試薬含有テストフィールドとバッチ特異的同定バーコードを有し、コードキャリヤがクロックトラックとデータトラックの2トラックからなる同定情報を含む評価バーコードを有し、評価装置がテストキャリヤ収容部と相互に補完し合う2つのユニットからなるコード読取装置と記憶手段と評価用電子回路とを有しているテストキャリヤ分析システム。
請求項(抜粋):
流体サンプル、特に体液の構成成分を分析するためにテストキャリヤ2とコードキャリヤ3と評価装置4とを有し、テストキャリヤ2は1または2以上のテスト試薬層を含有しており、被検成分と試薬との反応により検出層11に物理的に検出可能な変化が惹起され、その変化が評価曲線に従った被検成分の濃度との特定の関係に従うものであり、該評価曲線はテストキャリヤ2の製造バッチに依存するものであり、コードキャリヤ3はバッチ特異的評価曲線を含む評価情報の項目を機械で読取可能な形で含有している評価コード15を有しており、評価装置4は、測定位置にテストキャリヤ2を位置決めするためのテストキャリヤ収容部7、物理的に検出可能な変化を測定し測定信号を発生するための測定装置38、コードキャリヤ3に含まれている評価コード4を読み取るためのコード読取装置42、評価コードにコードされている評価情報を記憶するための記憶手段54、および記憶されている情報項目に従ってバッチ特異的評価曲線により測定信号を分析結果に変換するための評価用電子回路からなるテストキャリヤ分析システムであって、コードキャリヤ3上の評価コード15がクロックトラック16とデータトラック17とを分けて有する2トラックバーコードであり、かつそれにコードされている評価情報がバッチ同定情報を含んでおり、テストキャリヤ2がその全幅にわたって引かれているコードバーをもつバーコードであるバッチ特異的同定コード12をそれぞれ有しており、コード読取装置42が、テストキャリヤ2とコードキャリヤ3の両方が適宜挿入されそれらのコード12、15を読み取れるようにテストキャリヤ収容部7に配設されており、コード読取装置42が、横方向および挿入方向の両方向に相互に補完するように配置されている2つの読取ユニット43、44を有しており、評価装置4が、テストキャリヤ2の同定コードと評価コードのバッチ同定情報とを比較し、評価すべきテストキャリヤのバッチと記憶されている評価情報との相関関係をチェックする比較ユニット55を有している流体サンプル分析用テストキャリヤ分析システム。
IPC (3件):
G01N 21/78 ,  G01N 33/52 ,  G01N 35/04

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