特許
J-GLOBAL ID:200903050175679661

外壁パネルのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102979
公開番号(公開出願番号):特開平6-306981
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 ユニット住宅の外観品質を損なうことなく、外壁パネルの縦目地及び横目地を等気圧シールする。【構成】 左右に隣接する外壁パネルの縦目地においては、一対のレインバリア縦58(一次シール)及び一対のウインドバリア縦60(二次シール)間に空間部64が形成されている。また、上下に隣接する外壁パネルの横目地においては、レインバリア横74(一次シール)及びウインドバリア横68(二次シール)間に空間部82が形成されている。これらの空間部64、82は、外部と連通されている。さらに、組付完了後の状態では、縦目地における空間部64が横目地における空間部82に対してユニット内方側へオフセットされている。従って、これらのシール材が外壁パネルの表面及びユニット外側基準線Pよりも更に外側へ突出することを防止することができ、かつ外壁パネルの縦目地及び横目地を等気圧シールすることができる。
請求項(抜粋):
住宅構成用の複数のユニットの外側面に矩形平板状の複数の外壁パネルを配置した場合に、左右に隣接する外壁パネルの側縁間に形成される縦目地と、上下に隣接する外壁パネルの上縁及び下縁間に形成される横目地と、に適用される外壁パネルのシール構造であって、左右に隣接する外壁パネルにおいて互いに対向する各側部に取り付けられると共に縦目地に沿って配置され、ユニット内方側へ向けて延設される縦目地用延設部を備えた縦フレームと、上下に隣接する外壁パネルにおいて上側に位置する外壁パネルの下端部に取り付けられると共に横目地に沿って配置され、下側に位置する外壁パネルの上端部側へ向けて延設される横目地用延設部を備えた化粧胴差しと、一対の縦フレームの縦目地用延設部における反延設方向側の端部にそれぞれ取り付けられて互いに密着される縦目地用一次シール材と、一対の縦フレームの縦目地用延設部における延設方向側の端部にそれぞれ取り付けられて互いに密着される縦目地用二次シール材と、化粧胴差しの横目地用延設部における延設方向側の端部に取り付けられて下側に位置する外壁パネルの上端部表面に密着されると共に外気との連通用の開口部を備えた横目地用一次シール材と、化粧胴差しの横目地用延設部における反延設方向側の端部に取り付けられて下側に位置する外壁パネルの上端面に密着される横目地用二次シール材と、を備え、前記縦目地用一次シール材と縦目地用二次シール材との間に形成されると共に下部にて外気と連通された縦目地用空間部を、前記横目地用一次シール材と横目地用二次シール材との間に形成される横目地用空間部に対して、オフセットさせたことを特徴とする外壁パネルのシール構造。
IPC (4件):
E04B 2/94 ,  E04B 1/348 ,  E04B 1/684 ,  E04B 2/58

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