特許
J-GLOBAL ID:200903050179457477

燃料噴射弁及びその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002559
公開番号(公開出願番号):特開平11-200981
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 制御圧力室14を加圧することで開弁する噴射弁の構成とし、1噴射期間中の燃料噴射率を制御するなどの高精度な制御が可能な燃料噴射弁及び、エンジン条件に応じた最適な噴射率で燃料噴射することが可能となり、燃料消費の向上、排気ガスの浄化などが実現できる燃料噴射弁の駆動方法を提供する。【解決手段】 ニードル20の第1ガイド軸30と第2ガイド軸32の段差により形成される第1の下向きの受圧面130を、電歪アクチュエータの変位に応じて圧力変化される制御圧力室14に連通または露呈させてあり、電歪アクチュエータ1に印加する電圧を1噴射期間内で任意に、あるいは数段階に変化させることで、ニードル20のリフト量により決定される燃料噴射率をその1噴射期間内において、任意に、あるいは数段階に制御する。
請求項(抜粋):
電歪アクチュエータの伸縮に伴う制御圧力室の容積変化に応じた圧力変化を受けて開閉弁する燃料噴射弁において、ノズルケーシングの第1ガイド穴に対して微小なクリアランスを保って油密に摺動可能である第1ガイド軸と、噴射弁ケーシングもしくは中心軸に貫通穴を有するピストンの第2ガイド穴に対して微小なクリアランスを保って油密に摺動可能で、前記第1ガイド軸の上方に形成され、かつ前記第1ガイド軸より広径の第2ガイド軸と、前記第1ガイド軸と前記第2ガイド軸の段差により形成される第1の下向きの受圧面を前記制御圧力室に連通または露呈するニードルと、前記制御圧力室と噴射燃料流路をつなぐ制御燃料導入路の中途に、前記制御圧力室から前記噴射燃料流路への燃料流れを抑制する逆止弁と、急激な燃料流れを抑制するオリフィスとを直列に設け、前記制御圧力室を前記電歪アクチュエータにより加圧することで開弁して燃料を噴射することを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (4件):
F02M 51/06 ,  F02D 1/02 301 ,  F02D 41/38 ,  H01L 41/09
FI (4件):
F02M 51/06 N ,  F02D 1/02 301 E ,  F02D 41/38 B ,  H01L 41/08 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-036062

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