特許
J-GLOBAL ID:200903050179690490
直流電動機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140591
公開番号(公開出願番号):特開平5-336709
出願日: 1992年06月01日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 短絡コイルの発生時期のずれに起因する電流波形の乱れを低減することができ、これにより振動や騒音を低減することができる直流電動機を得る。【構成】 直流電動機の整流子30は21個のセグメント32から構成されており、陽極ブラシ34及び陰極ブラシ36が圧接されている。陽極ブラシ34と陰極ブラシ36の対向角度は、セグメント32の5個分に相当する角度、すなわち85.7度に設定されている。このため、電機子に生じる短絡コイルは、時間的にずれることなく同時に発生する。したがって、陽極ブラシ34及び陰極ブラシ36の接触抵抗が時間的にずれを生じて変化することがなく、電機子へ給電される電流値は乱れることなく時間的に滑らかに変化する。これにより、直流電動機の振動や回転トルクの変動あるいは騒音が大幅に低減され、寿命も延びる。
請求項(抜粋):
電機子のスロットに施された巻線に電気的に接続された奇数個のセグメントから成る整流子に、陽極ブラシ及び陰極ブラシが圧接されて給電整流する直流電動機において、前記陽極ブラシと前記セグメントとの周方向に沿った対向圧接状態と、前記陰極ブラシと前記セグメントとの周方向に沿った対向圧接状態とが、前記整流子の回転位置に拘わらず常に同じになる位置に前記陽極ブラシ及び陰極ブラシを設け、前記陽極ブラシ及び陰極ブラシと前記セグメントとによって発生位置が一義的に決定される短絡コイルを同時に発生させたことを特徴とする直流電動機。
IPC (3件):
H02K 13/10
, H02K 23/00
, H02K 23/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
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直流電動機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-140592
出願人:アスモ株式会社
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