特許
J-GLOBAL ID:200903050189128005

ブレークアウト予知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254877
公開番号(公開出願番号):特開平5-269562
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 連続鋳造過程における拘束性、或いは割れ性のブレークアウト発生の予知精度を向上させる。【構成】 鋳型1の壁に埋設した複数の熱電対2の出力を、夫々所定の周期でサンプリングし、得られた各熱電対2毎の所定時間内の時系列データに基づいてブレークアウトに至る蓋然性の高い危険パターンを含む複数の標準パターンを予め定めて計算機4に記憶させておき、操業中に得られた各熱電対2の出力を計算機4に取り込み、この時系列データから比較パターンを求め、この比較パターンと前記各標準パターンとの差を求め、差が最小となるいずれかの標準パターンを特定し、特定した標準パターンが危険パターンである場合接点出力器5を通じて警報器6を動作させる。また前記比較パターンが危険パターンであると特定された場合、前記差と前記比較パターン及び危険パターン以外の標準パターンの最小差とより確信度を求め、該確信度が所定閾値以上である場合、他の温度検出手段から得られた比較パターンが過去の所定時間内に前記閾値以上の確信度であったとき、警報器6を動作させる。
請求項(抜粋):
鋳型の壁に設置した複数の温度検出手段夫々から得た過去の所定時間内の時系列データに基づいてブレークアウトに至る蓋然性の高い危険パターンを含む複数の標準パターンを予め用意しておき、操業中所定の時間内に前記各温度検出手段から得た時系列データに基づき比較パターンを得、該比較パターンと前記各標準パターンとの差を求め、その差が最小となるいずれかの標準パターンを特定し、特定した標準パターンが危険パターンであるとき、ブレークアウトが発生し得ると判断することを特徴とするブレークアウト予知方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-172160
  • 特開昭61-251757
  • 特開平4-037458
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