特許
J-GLOBAL ID:200903050197218170

強度-伸びバランス及び伸びフランジ性にすぐれる高強度熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200897
公開番号(公開出願番号):特開平9-049026
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】フェライト・ベイナイト・マルテンサイト3相組織熱延鋼板であって、強度-伸びバランス及び伸びフランジ性にすぐれる低降伏比高強度熱延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】C,Si,Mn,Al,Sを含み、残部鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を仕上温度Ar3点以上の温度で熱間圧延し、Ar1点までを平均冷却速度5〜70°C/秒にて冷却し、次いで、その温度から2〜20秒間、放冷又は徐冷し、その後、平均冷却速度20〜70°C/秒にて550〜300°Cの範囲の温度まで冷却して、巻取ることによって、その組織がベイナイト及びマルテンサイト残部がポリゴナルフェライトからなり、且つ、マルテンサイト周囲の長さ(LM )とマルテンサイト-フェライト境界の長さ(LM-F ) が次式(LM-F /LM )+0.05×VfM≦1.15を満足する熱延鋼板を得る。
請求項(抜粋):
重量%にてC 0.05〜0.30%、Si 0.5〜2.5%Mn 0.5〜3.0%Al 0.01〜0.10%S 0.01%以下を含み、残部鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を仕上温度Ar3点以上の温度で熱間圧延し、熱間圧延仕上温度からAr3点〜Ar1点の範囲の温度までを平均冷却速度5〜70°C/秒にて冷却し、次いで、その温度から2〜20秒間、放冷又は徐冷し、その後、平均冷却速度20〜70°C/秒にて550〜300°Cの範囲の温度まで冷却して、巻取り、その組織がベイナイト面積率(VfB)10〜40%及びマルテンサイト面積率(VfM)3〜15%、残部が実質的にポリゴナルフェライトからなり、且つ、マルテンサイト周囲の長さ(LM )とマルテンサイト-フェライト境界の長さ(LM-F ) が次式(LM-F /LM )+0.05×VfM≦1.15を満足することを特徴とする強度-伸びバランス及び伸びフランジ性にすぐれる高強度熱延鋼板の製造方法。
IPC (8件):
C21D 9/46 ,  C21D 6/00 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/38
FI (8件):
C21D 9/46 S ,  C21D 6/00 S ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/38
引用特許:
審査官引用 (5件)
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