特許
J-GLOBAL ID:200903050199150858

ソケットケーシングとソケットインサートとの間の連結部材を有する股関節ソケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-596873
公開番号(公開出願番号):特表2002-536062
出願日: 2000年01月13日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】ソケットケーシングと該ソケットケーシング内に嵌め込み可能なセラミック製のソケットインサートとから成る股関節ソケットにおいては、両構成要素の接合面は正確に加工されねばならない。それというのも、不精度が生じた場合にソケットインサート内で、構成部材の強度を減少せしめる不均一な応力集中が生ずるからである。手術に起因して生ずる汚染物が締付け結合の耐久性を低下させる。この理由から、セラミック製のソケットインサートと金属製のソケットケーシングとの間に力伝達を均一化するための手段が設けられている。プラスチック製の層、特にポリエチレン製の層は公知である。いずれにせよポリエチレン製の連結部材の欠点は、常温流れ耐性ではないということにある。更に、連結部材とソケットケーシングとの間で相対運動が生じて、これにより摩滅が生ずることがある。それ故本発明では、股関節ソケットのソケットケーシングとソケットインサートとの間に嵌め込まれた連結部材が提案され、該連結部材の弾性及び緩衝特性が、該連結部材の多孔性及び連結部材の表面の構造によって予め規定可能である。
請求項(抜粋):
寛骨の骨組織内に挿入可能なソケットケーシングと該ソケットケーシング内に嵌め込まれるセラミック製のソケットインサートとを有する股関節ソケットであって、連結部材が、ソケットケーシングとソケットインサートとの間に力伝達を均一化するために配置されている形式のものにおいて、連結部材(5,6,15,22,28)の弾性及び緩衝特性が、該連結部材の多孔性(11,19,25,29)及び連結部材の表面(12,20,26,31)の構造(13,21,27,32)によって予め規定可能であることを特徴とする、股関節ソケット。
Fターム (8件):
4C097AA06 ,  4C097BB01 ,  4C097CC13 ,  4C097DD06 ,  4C097DD09 ,  4C097DD11 ,  4C097FF12 ,  4C097SC05

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