特許
J-GLOBAL ID:200903050204155367

内燃機関の可変バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-259538
公開番号(公開出願番号):特開平11-093714
出願日: 1997年09月25日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 吸気/排気可変バルブタイミング機構を備えた内燃機関の始動性を向上させる。【解決手段】 排気バルブの最遅角位置を排気バルブ閉時期が吸気上死点後30°CAよりも進角側の例えば25°CAとなるように設定すると共に、吸気バルブの最遅角位置を吸気バルブ開時期が吸気上死点後の例えば15°CAとなるように設定する。この設定では、エンジン停止中に排気バルブと吸気バルブが共に最遅角位置に戻っても、始動時のバルブオーバーラップ量が少量(10°CA)となるため、始動時の内部EGR量(排気残留割合)が少なくなり、良好な始動性が得られる。しかも、始動後は、各負荷域で適正な目標排気残留割合となるように吸気/排気バルブタイミングを制御すれば、適正な内部EGR量が確保され、十分な燃費向上、排気エミッション低減の効果が得られる。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態に応じて吸気バルブ及び排気バルブの両バルブタイミングをそれぞれ吸気側及び排気側の各可変バルブタイミング機構により制御する内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、前記排気バルブの最遅角位置を排気バルブ閉時期が吸気上死点後30°CAよりも進角側となるように設定すると共に、前記吸気バルブの最遅角位置を吸気バルブ開時期が吸気上死点後で且つバルブオーバーラップ量が少量となるように設定し、前記吸気側及び排気側の各可変バルブタイミング機構は、始動時に前記吸気バルブ及び前記排気バルブをともに前記最遅角位置で駆動し、始動後は、各負荷域で適正な目標排気残留割合となるように前記吸気バルブ及び前記排気バルブの両バルブタイミングを制御することを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F02M 25/07 550
FI (3件):
F02D 13/02 H ,  F02D 13/02 K ,  F02M 25/07 550 H

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