特許
J-GLOBAL ID:200903050208613041

空気調和機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-170526
公開番号(公開出願番号):特開2002-364899
出願日: 2001年06月06日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】電気料金を考慮してユーザに省エネ感や割安感を持たせつつ、ユーザが希望する運転状態で運転することが可能な空気調和機を提供する。【解決手段】通常モードでは、設定温度Tsに達するまでの間、使用電気料金が予想電気料金にほぼ一致するように運転され、室内温度Tiのずれが設定温度Tsに対して±Tnの範囲内に入るように制御される。また、節約モードでは、使用電気料金が予想電気料金よりも低くなるように、設定温度Tsに達するまでの間、圧縮機の回転数を通常モードよりも下げて運転される。そのとき、設定温度Tsに対する室内温度Tiのずれが、通常モードよりも大きな±Te(Te>Tn)の範囲内に入るように制御される。更に、パワーモードでは、予想電気料金が無視され、室内温度Tiが設定温度Tsに達するまでの到達時間を通常モードよりも早くすべく、圧縮機及びファンの回転数を上げて運転される。
請求項(抜粋):
冷媒ガスを圧縮する圧縮機を備えた室外機と、前記冷媒ガスと熱交換する熱交換器及び送風機を備えた室内機とから成る空気調和機の運転を制御する空気調和機の制御装置において、前記室外機の消費電流を検出するカレントセンサと、前記カレントセンサによる検出電流とその通電時間とに基づき、消費電力量及び実際の使用電気料金を算出する算出部と、前記熱交換器の温度を室内温度として検出する室内温度センサと、室外温度を検出する室外温度センサと、外部操作により運転時間、設定温度及び希望電気料金を設定する設定部と、前記運転時間、前記設定温度とそのときの前記室内温度との温度差、前記室外温度、及び、前記希望電気料金から、前記圧縮機及び前記送風機の運転パターンを決定するパターン決定部と、前記パターン決定部により決定された運転パターンに従って前記室外機及び前記室内機を制御する制御部とを備え、前記設定部が、外部操作により通常モード、前記設定温度に対する前記室内温度のずれ幅が前記通常モードよりも広くなるように運転して実際の使用電気料金を節約する節約モード、前記設定温度に対する前記室内温度のずれ幅が前記通常モードよりも狭くなるように運転するパワーモード、のいずれかの運転モードに設定する機能と、ユーザの設定による前記希望電気料金に応じて運転する電気料金モードに設定する機能とを更に有し、前記制御部が、設定された前記運転時間、前記設定温度とそのときの前記室内温度との温度差、及び、前記室外温度から、消費が予想される予想電気料金、並びに、前記運転時間、前記設定温度と前記室内温度との温度差、及び前記室外温度から、前記室外機及び前記室内機を駆動するのに最低限必要な最低電気料金を導出し、前記通常モードの設定時に、前記算出部による実際の使用電気料金が前記予想電気料金にほぼ一致するように運転し、前記節約モードの設定時に、前記算出部による実際の使用電気料金が前記予想電気料金よりも低くなるように、主として前記圧縮機の回転数を前記通常モードよりも下げて運転し、前記パワーモードの設定時に、前記予想電気料金を無視し、前記室内温度が前記設定温度に達するまでの到達時間を前記通常モードよりも早くすべく、主として前記圧縮機及び前記送風機の回転数を上げて運転し、前記電気料金モードの設定時に、設定された前記希望電気料金が前記最低電気料金を上回れば、前記希望電気料金と前記最低電気料金との差に応じて前記パターン決定部により決定される前記運転パターンを変更することを特徴とする空気調和機の制御装置。
IPC (3件):
F24F 11/02 ,  F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02 105
FI (4件):
F24F 11/02 P ,  F24F 11/02 Z ,  F24F 11/02 102 S ,  F24F 11/02 105 Z
Fターム (9件):
3L060CC02 ,  3L060CC03 ,  3L060CC08 ,  3L060CC10 ,  3L060DD02 ,  3L060DD07 ,  3L060EE02 ,  3L060EE05 ,  3L061BC07

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