特許
J-GLOBAL ID:200903050210458550

構造物用の滑り支承

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-323335
公開番号(公開出願番号):特開2009-144429
出願日: 2007年12月14日
公開日(公表日): 2009年07月02日
要約:
【課題】大きな地震等に基づく大きな振動エネルギを効果的に利用でき、而して、下部構造物から上部構造物の脱落を防止でき、しかも、損壊の虞のない上に、製造費の低減及び占有空間の低減を図り得る構造物用の滑り支承を提供すること。【解決手段】橋脚2に対して橋桁3を水平方向において橋軸方向Hに移動自在に支持するべく、橋脚2と橋桁3との間に介在される橋梁用の滑り支承1は、橋桁3の下面6に固着されている取付板7を介して上面で橋桁3の下面6に固着されていると共に上部側滑り面5を下面に有している滑り板8と、上部側滑り面5にH方向に滑り移動自在に接触すると共に上部側滑り面5、滑り板8及び取付板7を介して橋桁3の鉛直方向Vの荷重を受ける下部側滑り面9を上面に有した滑り板10と、橋脚2に対する橋桁3の一定以上のH方向の相対的変位に対する復元力を発生する復元力発生手段11とを具備している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下部構造物に対して上部構造物を水平方向に移動自在に支持するべく、下部構造物と上部構造物との間に介在される構造物用の滑り支承であって、上部構造物側に配される上部側滑り面と、この上部側滑り面に水平方向に滑り移動自在に接触すると共に上部側滑り面を介して上部構造物の荷重を受けるように下部構造物側に配される下部側滑り面と、下部構造物に対する上部構造物の一定以上の水平方向の相対的変位に対する復元力を発生する復元力発生手段とを具備しており、復元力発生手段は、下部構造物及び上部構造物のうちの一方に固定されると共に下部側滑り面に対して交差方向に伸びる変位面とこの変位面に対面した対抗面とを有しており、下部構造物に対する上部構造物の一定以上の水平方向の相対的変位において変位面への対抗面の接触に基いて上部構造物を下部構造物から鉛直方向に移動させるようになっている構造物用の滑り支承。
IPC (1件):
E01D 19/04
FI (1件):
E01D19/04 A
Fターム (2件):
2D059AA36 ,  2D059GG30
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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