特許
J-GLOBAL ID:200903050213161620
水中移動撮影装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-210925
公開番号(公開出願番号):特開2000-047294
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の水中撮影装置では、スクリューが水中に露出しているため、スクリューの回転により水中内の生物を傷付けるおそれがある。【解決手段】 浮遊体1は水面に浮上し、カメラ5は浮遊体1に対して所定長さ下側の一定深度の水中に位置する。手元操作盤上のボタンの操作により、浮遊体1上に設置された4個のポンプ7a、7b、7c及び7dのうち稼動するポンプの選択と、それらポンプの水又はエアーの吐出量のコントロールをすることにより、浮遊体1を水面上でスクリューを使用することなく、しかも任意の方向に移動し、これに伴い、透明のハウシンング2に内蔵されたカメラ5を水中で浮遊体1と同方向に移動可能とする。装置の推進力はスクリューではなく浮遊体1上のポンプ7a〜7dの水中への吐出水やエアーによる推力によるので、水中内の動物の生体を傷付けることは全くない。
請求項(抜粋):
弾力性のある材質からなり、水の取り入れ口とエアー又は水の第1の吐出口がそれぞれ複数設けられた、水上に浮遊する浮遊体と、前記浮遊体上に固定されており、手元操作盤により動作制御可能な複数個のポンプと、エアー又は水の第2の吐出口が複数設けられた透明のハウジングと、前記ハウジング内に封入されており、前記手元操作盤により動作及び撮影方向が制御可能とされたカメラと、前記浮遊体の水の取り入れ口と前記第1及び第2の吐出口、及び前記ポンプのエアーの取り入れ口と前記第1及び第2の吐出口を連通するエアー吐出用パイプ及び水の吐出用パイプと、前記浮遊体と前記ハウジングとを結合して前記カメラを水中の一定深度位置とし、中空内部に前記カメラに接続されるケーブル及び前記第2の吐出口に連通する前記エアー吐出用パイプと水の吐出用パイプを内蔵する結合棒とを有し、前記複数個のポンプのうち、稼動する一又は二以上のポンプを前記手元操作盤により選択し、稼動するポンプにより前記浮遊体の水の取り入れ口から吸入した水と、該ポンプ自身のエアーの取り入れ口から取り入れたエアーとを、前記第1及び第2の吐出口よりそれぞれ吐出することにより、前記浮遊体及び前記ハウジングをそれぞれ、稼動する前記ポンプの位置に応じた任意の方向へ移動させ、任意の位置で前記カメラにより水中を撮影することを特徴とする水中移動撮影装置。
IPC (4件):
G03B 15/00
, B63C 11/00
, B63C 11/48
, G03B 17/08
FI (4件):
G03B 15/00 U
, B63C 11/00 B
, B63C 11/48 D
, G03B 17/08
Fターム (2件):
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