特許
J-GLOBAL ID:200903050237953560

遠方監視制御端局結合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280243
公開番号(公開出願番号):特開平5-122232
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【構成】 データバス制御権を持つTC結合部(マスター)が機能停止したときは、ステートパリティチェック回路25′でこの状態を検出するとともに、マスター・スレーブ切替回路11でスレーブであったもののうち第一優先順位のTC結合部をマスターに設定を切り替える。新たにマスターに設定されたTC結合部は、そのフレームアドレス演算回路12で異常の前後にわたって連続となるフレームアドレス信号を演算し、これをフレームアドレスカウンタ21′のレジスタにセットする。フレームアドレスカウンタ21′はこのセットされた値からフレームアドレス信号のカウントを開始し、データバスの制御信号とともにこれをサイクリックにデータバスに送出する。【効果】マスターが機能停止しても、優先順位の高いスレーブが直ちにマスターに切替わるので、システムの全面停止の事態を回避することができる。
請求項(抜粋):
データバスで互いに接続され該データバス上で時分割多重伝送を行う複数のデータ信号制御回路を有し、各データ信号制御回路が、個々のデータ信号制御回路に割り当てられたフレームアドレス信号を発生するフレームアドレス信号発生手段と、前記フレームアドレス信号と当該データ信号制御回路に取り込まれた遠方監視制御端局データ信号とを伝送フレームの対応ステートに順次配列してこれを前記データバスに送信する出力ゲート回路と、前記データバスから該当するフレームアドレス信号と該アドレス信号を含むフレームとを受信する入力ゲート回路と、受信されたフレームの各ステートの良否をチェックするためのステートパリティチェック回路とを備え、また、前記データ信号制御回路の一つをマスター、他のデータ信号制御回路をスレーブに設定し、マスターは所望の遠方監視制御端局データ信号を受信するためのフレームアドレス信号とデータバス制御信号とを前記データバスにサイクリックに送信し、スレーブは前記データバスから該当するフレームアドレス信号を受信したときは取り込まれた遠方監視制御端局データ信号を該データバスに送信するようにした遠方監視制御端局結合装置において、前記各々のデータ信号制御回路のステートパリティチェック回路にマスターの機能停止を検出するためのマスターチェック手段を付加し、また、マスターの機能停止が検出されたときは該マスターがスレーブに切り替わるとともに第一優先順位のスレーブがマスターに切り替わるようにしたマスター・スレーブ切替手段を設け、且つ、スレーブがマスターに切り替わったときは停止の前後にわたるフレームアドレス信号の連続性を確保するための配列演算を行うフレームアドレス演算手段を前記フレームアドレス信号発生手段に付加したことを特徴とする遠方監視制御端局結合装置。
IPC (2件):
H04L 12/40 ,  G06F 9/00

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