特許
J-GLOBAL ID:200903050247267401
内燃機関の空燃比制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140863
公開番号(公開出願番号):特開平6-346774
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】触媒の下流側に設けられた酸素センサによる空燃比補正制御が、触媒の酸素ストレージ効果に影響されて過補正となることを回避する。【構成】触媒の上流側に設けられた酸素センサの出力に基づく空燃比フィードバック制御(S24)の周波数が所定以上であるか否かを判別する(S25,S26)。前記周波数が所定以上であるときには、下流側の酸素センサで検出されるリッチ・リーンの反転回数が(S27)、所定回数以上になったか否かを判別する(S28)。そして、所定回数未満であるときには、下流側の酸素センサによる検出結果に基づく補正を禁止し、反転回数が所定回数以上になって初めて、下流側酸素センサの検出結果を用いた空燃比補正制御を実行させる(S29,S30)。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に設けられ、酸素ストレージ効果を有する排気浄化触媒と、該排気浄化触媒の上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、排気中の酸素濃度に感応して出力値が変化する第1及び第2の酸素センサと、前記上流側の第1酸素センサの出力値に基づいて空燃比フィードバック補正値を演算する空燃比フィードバック補正値演算手段と、前記下流側の第2酸素センサの出力値に基づいて前記空燃比フィードバック補正値演算手段における空燃比フィードバック補正値の演算特性を変更するフィードバック特性変更手段と、前記空燃比フィードバック補正値に基づいて機関への燃料供給量を補正制御する燃料供給量補正手段と、前記排気浄化触媒における酸素ストレージ効果の収束状態を判定する酸素ストレージ効果判定手段と、該酸素ストレージ効果判定手段により酸素ストレージ効果の収束状態が判定されているときにのみ前記フィードバック特性変更手段による空燃比フィードバック補正値の演算特性の変更を許可する下流側酸素センサ制御許可手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開平1-257738
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内燃機関の空燃比制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-094369
出願人:トヨタ自動車株式会社
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