特許

J-GLOBAL ID：200903050248736090

液晶ポリエステル樹脂組成物

発明者： 後藤 典明 ,  中村 清一 ,  井上 俊英
出願人/特許権者： 東レ株式会社
代理人 (1件)： 小川 信一 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-274439
公開番号（公開出願番号）：特開平6-093173
出願日： 1992年10月13日
公開日（公表日）： 1994年04月05日
要約：

【要約】【構成】 典型的な例として例えば (A) 下記式k/l/m/n=80/7. 5/12. 5/20で示される液晶性ポリエステル100重量部に (B) 鱗状黒鉛および/または鱗片状黒鉛1〜100重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成物。【効果】 本発明の液晶性ポリエステル樹脂組成物は異方性が小さく、寸法精度、摺動性、薄肉成形性、耐熱性、機械的特性が均衡して優れているので電気・電子部品、自動車部品、音響部品、各種機械部品、特に、摺動性が必要とされる軸受用材料として有用である。

請求項（抜粋）：

(A) 下記構造単位[ (I)、 (II) および (IV) ]または[(I)、 (II)、 (III) および (IV) ]からなり、異方性溶融相を形成する液晶ポリエステル100重量部に対して、 (B) 固定炭素が95%以上で、平均粒径が1〜10μmであり、かつ比表面積が5〜15m2/gであり、結晶のラメラ間隔が350オングストローム以上である鱗状黒鉛および/または鱗片状黒鉛1〜100重量部を混練してなる液晶ポリエステル樹脂組成物。(ただし式中のR1 はから選ばれた一種以上の基を示す、R2 はから選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位[ (II) + (III)]と構造単位 (IV) は実質的に等モルである。)

IPC (3件)：

C08L 67/02 KJQ ,  C08G 63/60 NPS ,  C08K 3/04