特許
J-GLOBAL ID:200903050250129680

樹脂硬化炭素繊維板による独立柱の補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 哲朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-142242
公開番号(公開出願番号):特開平11-324344
出願日: 1998年05月08日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】鉄筋コンクリート製独立柱の補強工法およびその補強工法に使用する樹脂硬化炭素繊維板の製造方法を提供する。【解決手段】既存の柱7の高さ方向に硬質プラスチック製の受け板8とスペーサー9とを柱表面にアンカー10によって固定し、柱7の断面形状に合わせて予め形成された一組の樹脂硬化炭素繊維板を柱7の両側から前記受け板8の位置で突き合わせ状態に、かつ該受け板8にビス孔から挿入したメカニカルアンカーによって柱7表面との間に間隔を保って固定した後、該受け板8と樹脂硬化炭素繊維板の接合面をシールし、さらに樹脂硬化炭素繊維板の端部に形成された余長部分を相対する樹脂硬化炭素繊維板にエポキシ樹脂によって重ね貼りし、また樹脂硬化炭素繊維板の上下接続面には補強用炭素繊維シートを貼り付け、樹脂硬化後に柱表面と樹脂硬化炭素繊維板との空隙に注入孔からグラウト材を注入硬化させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
既存の柱の高さ方向に硬質プラスチック製の受け板とスペーサーとを柱表面に配設し、柱の断面形状に合わせて予め形成された一組の樹脂硬化炭素繊維板を柱の両側から一対の受け板の位置で突き合わせ状態に、かつ該受け板に柱表面との間に間隔を保って取付けた後、該受け板と樹脂硬化炭素繊維板の接合面をシールし、さらに樹脂硬化炭素繊維板の端部に形成された余長部分を相対する樹脂硬化炭素繊維板にエポキシ樹脂によって重ね貼りし、樹脂硬化後に柱表面と樹脂硬化炭素繊維板との空隙にグラウト材を注入硬化させることを特徴とする樹脂硬化炭素繊維板による独立柱の補強工法。

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