特許
J-GLOBAL ID:200903050261592110

半導体ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205816
公開番号(公開出願番号):特開平6-051918
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 半導体ディスク装置に関し、不揮発性媒体に対するデータ退避を確実に実行することを目的とする。【構成】 複数の論理ドライブを割付けた半導体メモリ3に格納されたデータを、論理ドライブ毎に順次読出して、複数のディスク装置6〜8に同時に分割して書込むことにより、データの退避処理を行う半導体ディスク装置であって、ディスク装置6〜8の障害発生に伴うデータエラー発生回数をディスク装置6〜8毎に記録すると共に、ディスク装置6〜8毎の切離しを指示するフラグを記録するテーブル20と、ディスク装置6〜8の障害発生に伴うリトライによって、データ退避処理が継続する場合、論理ドライブ毎にデータ退避処理に要した時間を計数させると共に、計数時間の合計が所定の時間を越えた時、テーブル20を参照して、データエラー発生回数が最大のディスク装置を切り離す処理を行う制御手段21とを設けて構成する。
請求項(抜粋):
バックアップ電源(9) から電流を供給されて、複数の論理ドライブを割付けた半導体メモリ(3) に格納されたデータを、該論理ドライブ毎に順次読出して、複数のディスク装置(6) 〜(8) に同時に分割して書込むことにより、データの退避処理を行う半導体ディスク装置であって、該ディスク装置(6) 〜(8) の障害発生に伴うデータエラー発生回数を該ディスク装置(6) 〜(8) 毎に記録すると共に、該ディスク装置(6) 〜(8) 毎の切離しを指示するフラグを記録するテーブル(20)と、該ディスク装置(6) 〜(8) の障害発生に伴うリトライによって、データ退避処理が継続する場合、前記論理ドライブ毎にデータ退避処理に要した時間を計数させると共に、該計数時間の合計が所定の時間を越えた時、該テーブル(20)を参照して、データエラー発生回数が最大のディスク装置を切り離す処理を行う制御手段(21)と、を設け、該ディスク装置の切離し処理後に必要なデータ退避処理時間を、前記所定の時間に加えた時間が、前記バックアップ電源(9) の能力から定まる一定時間以下となるように該所定の時間を設定し、前記データの退避処理を実行中に発生する前記データエラー発生回数を前記テーブル(20)に記録して、前記フラグが該テーブル(20)に記録された時は、該フラグが指定するディスク装置を除外して、データ退避処理を継続することを特徴とする半導体ディスク装置。

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