特許
J-GLOBAL ID:200903050266134366

バースト信号の自動電力制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288193
公開番号(公開出願番号):特開平5-129861
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ディジタル移動無線システムに使用されるπ/4シフトQPSK変調方式等で送信するTDMA方式の送信装置のALC方式に関し、出力の被変調波が歪まず其のスペクトラムが拡がらないようなバースト信号の自動電力制御方式の実現を目的とする。【構成】 検波器21の検波出力vを通過させ其の通過帯域を前記変調器からの被変調波出力のエンベロープから定めた基準信号v ref と前記検波出力vとの差分Δが其の後の積分用フィルタ23で取り除かれるだけ狭くした狭帯域フィルタ1と、現バーストから1バースト前の平均の送信電力を出力させる制御電圧Vc1を保持する保持回路2 と、電源投入時に予め振幅制御手段30に与えていた初期の制御電圧V0を前記保持回路2 の保持する1バースト前の状態の制御電圧Vc1 に切り替える切替スイッチ3 とを具えるように構成する。
請求項(抜粋):
変調器(10)で変調された搬送波の振幅の変化にも伝送情報が有る被変調波を時分割でバースト状にオン/オフして送信するTDMA方式の出力振幅を制御(30)し電力増幅(20)して出力する出力波を検波(21)した検波出力と基準信号との差分により送信出力レベルを自動的に一定とする自動電力制御方式において、該増幅器の出力の検波器(21)の検波出力(v)を通過させ其の通過帯域を前記変調器の被変調波出力のエンベロープから定めた基準信号(v ref)と前記検波出力(v)との差分(Δ)が其の後の積分用フィルタ(23)で取り除かれるだけ狭くした狭帯域フィルタ(1) と、現バーストから1バースト前の信号の平均の送信電力を出力させる制御電圧(Vc1)を保持する保持回路(2) と、電源投入時に予め前記振幅制御手段(30)に与えていた初期の制御電圧(V0)を前記保持回路(2)の保持する1バースト前の状態の制御電圧(Vc1)に切り替える切替スイッチ(3) とを具え、該切替スイッチ(3) が初期の制御電圧(V0)から切り替えた保持回路(2)の出力の1バースト前の状態の制御電圧(Vc1) を前記振幅制御手段(30)に与えて増幅器(20)の出力レベルを自動的に一定とすることを特徴とするバースト信号の自動電力制御方式。

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