特許
J-GLOBAL ID:200903050266331765

磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-131367
公開番号(公開出願番号):特開平8-329442
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 高保磁力を維持しつつ、磁気異方性を是正して磁気等方性に近づけることにより、高線記録密度で低ノイズの磁気記録媒体を提供する。【構成】 磁気ディスクの非磁性金属下地層3は2層構造で、純Cr膜の第1の下地層3aと、Taが4at.%添加のCr合金の第2の下地層3bとから構成されている。円周方向保磁力が半径方向保磁力に比して高い磁気異方性を生じさせるCr膜の第1の下地層3aと円周方向保磁力が半径方向保磁力に比して低い磁気異方性を生じさせるTa添加Cr合金の第2の下地層3bとを非磁性金属下地層3とする媒体では、磁気異方性が緩和されて磁気等方性に近づくので、低ノイズ化が実現される。また、保磁力の値は、それぞれを構成する下地層3a,3bのそれよりも増加しているので、高線記録密度が実現される。
請求項(抜粋):
非磁性基体上に、非磁性金属下地層,磁性層及び保護層を順次積層形成して成る磁気記録媒体において、前記非磁性金属下地層は、円周方向保磁力が半径方向保磁力に比して高い磁気異方性を生じさせる第1の下地層と、円周方向保磁力が半径方向保磁力に比して低い磁気異方性を生じさせる第2の下地層とを以て組み合わされた複層構造であることを特徴とする磁気記録媒体。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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