特許
J-GLOBAL ID:200903050271917646

消去性マーキング媒質組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-511237
公開番号(公開出願番号):特表平8-504447
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】多孔質チップペンおよびローラーボールペンで使用するのに適する消去性の筆記用媒質組成物を提供する。この消去性の筆記用媒質は、連続の水性相とゴムから構成された不連続相を有するエマルジョンを含んでいる。顔料粒子は占有的に不連続相と会合している。このエマルジョン組成物は非常に低い粘度、非常に低い表面張力、および非常に小さいゴム粒子サイズを有するが、使用前は安定である。組成物が標準文房用紙の高イオン性表面に適用されると、エマルジョンは不安定になり、そしてゴムが凝集し、そして紙には浸透しない。乾燥するとき、顔料がゴム相内にとどまるので、顔料が湿潤表面によって吸収されることは防止される。従って、ゴム相は筆記用紙上に顔料入り層を形成する。この層は消しゴムによって筆記用紙上に顔料が残らないように除去できる。
請求項(抜粋):
通常の鉛筆用消しゴムによって通常の筆記用紙から消去可能である筆記用媒質組成物であって、前記組成物が、(a)(i)不連続のゴム相と連続の水性キャリヤ相から構成されたエマルジョンであり、 (ii)前記エマルジョンはゴム相を組成物が通常の筆記用紙と接触しないときに分散状態に保持させる乳化剤を含んでおり、前記エマルジョンはシリコーン系バリヤ材料を含んでおらず、 (iii)前記エマルジョンは通常の筆記用紙と接触すると、エマルジョンが安定である第一状態から、エマルジョンが不安定でありゴム相が急速に凝集する第二状態に急速に変換し、用紙表面に対して低接着力を有する凝集ゴム相皮膜を形成し、前記皮膜は通常の鉛筆用消しゴムで皮膜を擦ることによって用紙から完全に除去されることが可能である、ことを特徴とする、 前記エマルジョンと、(b)前記エマルジョンの中の複数の着色剤要素であって、ゴム相との及び前記皮膜との不変の会合を特徴とする前記着色剤要素を含んでいる、筆記用媒質組成物。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭57-135878
  • 特開昭57-135878
  • 特開昭59-049276
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