特許
J-GLOBAL ID:200903050277684201

動脈の分節を超音波エコーグラフィにより検出し特徴付ける方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-068288
公開番号(公開出願番号):特開平7-265304
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 信号相関-補間による時間領域での信号処理に基づきエコーグラフ装置を用いることによって心臓サイクル中著しく密に近接した励起ラインに沿ってこの動脈分節から生体内で得られた精密な情報に基づいて健康な、または狭窄した動脈分節を特徴化せんとするものである。【構成】 エコーグラフ信号の相関-補間による時間領域での信号処理を含む型のエコーグラフを動脈の壁部の半径方向変位速度の測定に適応させる。フレームを1励起ラインの割合で数msの周期T(52)で走査し、周期Tだけシフトされた同一線上の励起ライン間で相関-補間を行って第1メモリ55に蓄積する速度値V(x,z,t)および第2メモリ57に蓄積する振幅値A(x,z,t)を得るようにする。これらの値を処理して(60)これから拡張曲線および圧縮曲線をうるようにする。
請求項(抜粋):
動脈の分節を超音波エコーグラフィにより検出し特徴付けるに当たり、動脈の軸【外1】に垂直に延在する方向【外2】にL個の順次の並列励起ラインによって形成される断面、即ち、フレームを発生する超音波変換器のアレイを用い、このアレイを送信回路および受信回路に関連させ、前記エコーグラフィ法は時間領域での信号処理を含み、前記ラインに関連するエコーグラフィック信号の相関および相関された信号の補間を行って動脈の壁部およびその直近の横断に限定される前記断面の諸点に対する半径ベクトルvを決めるようにした動脈の分節を超音波エコーグラフィにより検出し特徴付ける方法において、前記フレームを1励起/ラインの割合で数msの周期Tで走査し、前記相関および補間は前記周期Tだけシフトされた同一直線上の励起ライン間で行って、少なくとも1心臓周期の期間中に対し速度値v(x,z,t)の〔外1〕および〔外2〕の像の第1シーケンスを第1メモリに得るとともに振幅値A(x,z,t)の〔外1〕および〔外2〕の像の第2シーケンスを第2メモリに得るようにするとともに、次いで、これら速度値および振幅値はワークステーションで用いてこれから速度値を任意に積分して少なくとも1心臓周期の期間Tc中L個のフレームラインの各々に沿って動脈の膨張曲線を推定するようにしたことを特徴とする動脈の分節を超音波エコーグラフィにより検出し特徴付ける方法。

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