特許
J-GLOBAL ID:200903050280560785

使用済燃料貯蔵ラック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-041006
公開番号(公開出願番号):特開平7-248399
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】鋼材の圧延を容易とし溶接時の高温割れ感受性を低減しかつ中性子照射時の材料劣化の可能性を軽減しつつ、使用済燃料集合体の貯蔵効率の向上を図れる使用済燃料貯蔵ラックを提供する。【構成】角筒体8及び垂直板19はホウ素を含有したオーステナイト系ステンレス鋼材で構成されており、内のり寸法Li=152mm、板厚t=3mm、ピッチp=155mmをもって固定され、多数個の燃料貯蔵セル3を形成する。この正方格子状に配列された燃料貯蔵セル3は正方形の水平断面形状を有する。角筒体8に用いられる鋼材において、その鋼材に添加されるホウ素の量は、鋼材に対する重量パーセントで0.75%であり、またその添加されたホウ素中に含まれる10Bの割合は、添加ホウ素全体に対する重量パーセントで60%である。
請求項(抜粋):
それぞれが同一の正方形の水平断面形状を備え1つの使用済燃料集合体を収容する、正方格子状に配列された複数の燃料貯蔵セルと、互いに隣り合う燃料貯蔵セルと燃料貯蔵セルとを仕切る境界面を形成するホウ素を含有したオーステナイト系ステンレス鋼材とを有する使用済燃料貯蔵ラックにおいて、前記ステンレス鋼材の成分は、そのステンレス鋼材に添加するホウ素の前記ステンレス鋼材に対する重量パーセントをx%、その添加されたホウ素中に含まれる10Bの前記添加されたホウ素全体に対する重量パーセントをy%とすると、0.5≦x≦1 かつ-34.4x+53.2≦y≦-80x+120を満たしていることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
IPC (3件):
G21C 19/40 ,  G21C 19/07 ,  G21C 19/06
FI (2件):
G21C 19/06 B ,  G21C 19/06 U

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