特許
J-GLOBAL ID:200903050281054158

画像領域抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292960
公開番号(公開出願番号):特開平5-128257
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 画像の領域抽出を利用者が大まかに輪郭を与えることによって 正確な領域を切り出す。【構成】 与えられた初期輪郭内外の領域を画素の輝度値と位置についてクラスタリングにより、部分領域に分割する。 各部分領域について、その領域を代表する参照ベクトルを計算する。輪郭内外の参照ベクトルと各画素を代表する画素ベクトルとの距離を計算し、最小の距離を輪郭内外への距離とする。 画素の中で、輪郭内への距離が輪郭外への距離よりも小さいものを抽出対象領域の画素として出力する。【効果】 局所化された参照ベクトルにより画像を表現することから、背景と抽出対象領域に同じ輝度分布を持つような画像でも、その画像上での分布位置が異なれば分離することができる。
請求項(抜粋):
(a)外部入力により、標本化された画像を抽出対象領域と背景領域に粗く分割する領域設定手段と、(b)前記粗く分割された2つの領域について、領域を複数の部分領域に分割し各部分領域の参照ベクトルを求める領域分割手段と、(c)前記分割された複数の部分領域を代表する参照ベクトルについて画像の画素を代表する画素ベクトルとの距離を演算する距離演算手段と、(d)前記抽出対象領域と背景領域に含まれる部分領域のなかで、前記距離が最小となるものを選択する最小距離選択手段と、(f)各画素について前記距離演算手段と最小距離選択手段を用いて最初距離を求め、最小距離となる部分領域が、前記抽出対象領域に含まれる部分領域であれば、画素値を出力する類別手段を有することを特徴とする画像領域抽出装置。

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