特許
J-GLOBAL ID:200903050287567734
同期制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-070651
公開番号(公開出願番号):特開2006-252392
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】上位コントローラから与えられる任意の位置指令に対して追従遅れを解消し、高精度の同期制御を実現することを可能にする同期制御装置を得ること。【解決手段】主軸モータ1の位置と従軸モータ4の位置との間に生じる追従遅れの2つの原因のうち、データ転送手段8におけるデータ転送時間遅れに対しては、乗算器17と加算器18とで構成される主軸速度補正手段及び乗算器19と加算器20とで構成される主軸位置補正手段によって補正することで解消し、従軸駆動制御装置6aでの応答遅れに対しては、補正主軸位置を位置指令とするとともに、補正主軸速度と加速度とをフィードフォワードして電流指令を生成することで解消する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
1つの主動作軸の位置に同期するように従動作軸をモータで駆動する同期制御装置であって、
前記主動作軸の位置である主軸位置を検出する主軸位置検出手段と、
前記主動作軸の速度である主軸速度を検出する主軸速度検出手段と、
前記主動作軸の加速度である主軸加速度を検出する主軸加速度検出手段と、
前記従動作軸を駆動する前記モータである従軸モータを駆動制御する従軸駆動制御装置と、
前記主軸位置あるいは補正主軸位置のどちらか一方を少なくとも含む主軸データを前記従軸駆動制御装置に転送するデータ転送手段と、
前記データ転送手段を介して前記主軸データを転送するのに要する転送時間と前記主軸加速度との積を前記主軸速度に加算して補正主軸速度を生成する主軸速度補正手段と、
前記補正主軸速度と前記転送時間との積を前記主軸位置に加算して前記補正主軸位置を生成する主軸位置補正手段とを備え、
前記従軸駆動制御装置は、前記補正主軸位置を前記従動作軸の位置指令とし、該位置指令と前記従動作軸の位置とに基づいて速度指令を生成する位置制御手段と、該速度指令と前記補正主軸速度との和と前記従動作軸の速度とに基づいて電流指令を生成する速度制御手段と、該電流指令と前記主軸加速度に所定の係数を乗じた値との和に基づいて前記従軸モータへの供給電流を制御する電流制御手段とを備える
ことを特徴とする同期制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
5H269BB03
, 5H269EE01
, 5H269EE10
, 5H269GG01
, 5H269KK10
, 5H303AA01
, 5H303BB20
, 5H303CC02
, 5H303DD01
, 5H303GG23
, 5H303JJ02
, 5H303JJ04
, 5H303KK18
, 5H303KK20
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開昭63-268011号公報
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特開平3-278108号公報
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