特許
J-GLOBAL ID:200903050287894395

中性子吸収線量検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-158831
公開番号(公開出願番号):特開平5-005782
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 中性子の線量当量評価の基本となる吸収線量を直読式で簡便に実時間計測することが可能な中性子吸収線量検出器を提供する。【構成】 外部電極20a内に集電極22aが配置され、核反応ガスが封入された熱中性子検出器の中性子入射面側に一定比率の熱中性子を制限透過する吸収層24(ホウ素Bを含むゴム)を配置する。この熱中性子検出器の背面には減速材26を備え熱中性子吸収層28で被覆されたエピサーマル中性子検出器が配置され、更にプロトンリコイルシンチレーション検出器30が配置される。熱中性子はその一部が吸収層24を透過して熱中性子検出器に到達し検出される。エピサーマル中性子は減速材26にて減速されて熱中性子化し、エピサーマル中性子検出器に到達して検出される。速中性子はプロトンリコイルシンチレーション検出器30で検出される。
請求項(抜粋):
熱中性子検出器と、この熱中性子検出器の背面に配置され、熱中性子検出器の中性子入射面側あるいは出射面側に0.5eVないし5×104 eVのエネルギを有するエピサーマル中性子を減速して熱中性子化する減速材が2mmないし12mm配置され、かつ熱中性子を吸収する吸収層で被覆されて構成されるエピサーマル中性子検出器と、このエピサーマル中性子検出器の背面に配置され、5×104 eV以上のエネルギを有する速中性子を検出するシンチレーション検出器と、を有することを特徴とする中性子吸収線量検出器。
IPC (2件):
G01T 3/00 ,  G01T 3/06

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