特許
J-GLOBAL ID:200903050289085605

電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和泉 良彦 ,  小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-271330
公開番号(公開出願番号):特開2004-080986
出願日: 2003年07月07日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】回転子の位相角をセンサレスで検出する際に、高負荷時でもセンサレス動作が可能な電動機の制御装置を提供する。 【解決手段】目標トルク値に応じて、電流ベクトル軌跡の長軸長さと短軸長さとの少なくとも一方に基づいた特徴量の目標値を算出し、電動機を駆動する駆動電流に、該駆動電流とは異なる周波数の重畳電流を重畳し、該重畳電流の電流ベクトル軌跡の長軸長さと短軸長さとの少なくとも一方に基づいた特徴量実際値を検出し、特徴量目標値と特徴量実際値とに基づいて、電動機の位相角を検出する電動機の制御装置。重畳電流の大ささから得られる特徴量をフィードバックすることにより、検出位相を操作(特徴量が目標値より大きい場合は検出位相を進め、小さい場合は遅らせる)する制御を行うので、磁気飽和が生じる高負荷域でもセンサレスで位相角(回転子磁極位置)の検出が可能になるという効果がある。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
直流電源に接続され、前記直流電源からの電力を交流に変換して出力すると共に、この出力された交流電力によって電動機を駆動するインバータ回路と、該インバータ回路を目標トルク値に基づいて制御する制御手段と、を備えた電動機の制御装置において、 前記電動機を駆動する駆動電流に、該駆動電流とは異なる周波数の重畳電流を重畳する重畳手段と、 前記目標トルク値に応じて、前記重畳電流の電流ベクトル軌跡の長軸長さと短軸長さとの少なくとも一方に基づいた特徴量の目標値を算出する特徴量目標値作成手段と、 前記電動機に供給した電流から前記重畳電流を分離する分離手段と、 前記分離した重畳電流の電流ベクトル軌跡の長軸長さと短軸長さとの少なくとも一方に基づいた特徴量実際値を検出する特徴量実際値検出手段と、 前記特徴量目標値作成手段によって算出された特徴量目標値と、前記特徴量実際値検出手段によって検出された特徴量実際値とに基づいて、電動機の位相角を検出する位相角検出手段と、 を備え、前記制御手段は、前記位相角検出手段によって検出された位相角に基づいて前記インバータ回路を制御することを特徴とする電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P21/00 ,  H02P6/18
FI (2件):
H02P5/408 C ,  H02P6/02 371S
Fターム (29件):
5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560BB17 ,  5H560DA14 ,  5H560DC12 ,  5H560DC13 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560GG03 ,  5H560RR10 ,  5H560TT08 ,  5H560TT11 ,  5H560XA02 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13 ,  5H576BB10 ,  5H576DD02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576EE11 ,  5H576GG04 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ02 ,  5H576JJ17 ,  5H576JJ22 ,  5H576JJ26 ,  5H576LL14 ,  5H576LL16 ,  5H576MM20

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