特許
J-GLOBAL ID:200903050292007534

燃料電池の熱出力システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235009
公開番号(公開出願番号):特開平6-084535
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】燃料電池からの排空気や燃料改質器からの燃焼排ガス中の水蒸気を凝縮して回収水とする排ガス冷却器の前記回収水に、燃料電池から排出される二相流の冷却水の水蒸気を熱負荷に供給することにより凝縮した凝縮水を混入させないことにより、排ガス冷却器内に貯留される水の水質を向上させて水処理装置の水処理負担を軽くする。【構成】水蒸気分離器8で分離した水蒸気を水蒸気供給系27を経て熱負荷28に供給し、熱負荷により凝縮した凝縮水を排出する凝縮水排出系29を冷却水循環系6の循環ポンプ9の吸込側に合流し、前記凝縮水を排ガス冷却器11に戻さない。
請求項(抜粋):
燃料電池の発電時生じる熱を除熱して昇温した冷却水を冷却する冷却器と、この冷却器から送出される冷却水を水蒸気と水とに分離する水蒸気分離器とを備え、水蒸気分離器で分離された水を冷却水として循環ポンプにより燃料電池に供給して循環させる冷却水循環系と、水蒸気分離器で分離された水蒸気を熱負荷に供給する水蒸気供給系と、前記熱負荷にて水蒸気が冷却,凝縮した凝縮水を排出する凝縮水排出系とを備える燃料電池の熱出力システムにおいて、凝縮水排出系を冷却水循環系に合流させたことを特徴とする燃料電池の熱出力システム。

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