特許
J-GLOBAL ID:200903050292784905

複合樹脂発泡体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片田 欽也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-059947
公開番号(公開出願番号):特開平9-249761
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 水分を含有する植物残渣を利用し、簡単に安全で安価に発泡成形する。【解決手段】粉粒状の熱可塑性樹脂と食品加工で発生する粉粒状で水分を含有するおから等の植物残渣とを主成分とする原料Wを撹拌混合し、この原料Wを押出機1のホツパー6に投入する。原料Wをシリンダ2の外周に設けられたヒーター5で加熱溶融し、スクリユー4で混練しながら前進させ、溶融した混合物Mをシリンダ2の先端のダイス3から押出して発泡成形する。原料Wが押出機で混練される間に、植物残渣が溶融した熱可塑性樹脂中に均一分散される。植物残渣に含まれる水分が発泡剤として作用するが、溶融した熱可塑性樹脂中に微粒子状に均一に分散しているため、微細な独立気泡が均一に分散した複合樹脂発泡体が成形される。この複合樹脂発泡体は、熱可塑性樹脂発泡体とほぼ同等の機械的特性を備えており、代替材として利用し得る。また、生分解性を有している。
請求項(抜粋):
粉粒状の熱可塑性樹脂と食品加工で発生する粉粒状で水分を含有する植物残渣とを主成分とする原料を、熱可塑性樹脂の軟化温度よりも低温域で撹拌混合し、この原料を圧力下で加熱溶融しながら混練した後、圧力を下げて発泡成形することを特徴とする複合樹脂発泡体の製造方法。
IPC (2件):
C08J 9/12 ,  C08L101:00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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