特許
J-GLOBAL ID:200903050307000477

車両のスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-078000
公開番号(公開出願番号):特開平5-278594
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ブレーキの負担を軽減すると共にスロットルの閉じ過ぎにより生じる加速遅れ等を防止する。【構成】 駆動輪のスリップ量が目標量となるように制動力を制御すると共にエンジンのスロットルバルブの開度を制御してエンジン出力を制御する車両のスリップ制御装置において、スリップ量に基いてスロットル開度を算出する基本制御量演算手段と、ブレーキ液圧を推定するブレーキ液圧推定手段と、この推定手段によるブレーキ液圧に相当するエンジン出力を算出するブレーキ液圧補正量演算手段と、基本制御量からブレーキ液圧補正量演算手段により算出されたエンジン出力に対応するスロットル開度の量を低減して補正する基本制御量補正手段によって駆動輪の左右ともにブレーキ液圧が増圧又は急増圧の場合には基本制御量により、そうでない場合には補正されたスロットル開度の制御量により、スロットルバルブを制御することを特徴とする。
請求項(抜粋):
駆動輪の路面に対するスリップ量が目標スリップ量となるように駆動輪の制動力を制御すると共にエンジンのスロットルバルブのスロットル開度を制御してエンジン出力を制御するようにした車両のスリップ制御装置において、上記駆動輪のスリップ量と目標スリップ量とに基いて上記スロットル開度の基本制御量を算出する基本制御量演算手段と、駆動輪の制動力に対応するブレーキ液圧を推定するブレーキ液圧推定手段と、このブレーキ液圧推定手段により推定された駆動輪のブレーキ液圧に相当するエンジン出力を算出するブレーキ液圧補正量演算手段と、上記基本制御量演算手段により算出されたスロットル開度の基本制御量から上記ブレーキ液圧補正量演算手段により算出された上記エンジン出力に対応するスロットル開度の量を低減して補正する基本制御量補正手段と、上記駆動輪の左右ともにブレーキ液圧が増圧若しくは急増圧の場合には、上記基本制御量演算手段により算出されたスロットル開度の基本制御量により、上記駆動輪の左右ともにブレーキ液圧が増圧若しくは急増圧でない場合には、上記基本制御量補正手段により補正して算出されたスロットル開度の制御量により、スロットルバルブを駆動するバルブ駆動手段とを備えていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (5件):
B60T 8/58 ,  B60K 41/20 ,  F02D 9/02 ,  F02D 29/02 341 ,  F02D 41/04 310

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