特許
J-GLOBAL ID:200903050308335995

スピンドルモータのディスクラッチ構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247132
公開番号(公開出願番号):特開平10-070872
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 ロータとディスクとの間のクランプ力を向上させ、高速回転における相対滑りを防止し、信頼性、安定性の向上を図るスピンドルモータのディスクラッチ構造を提供する。【解決手段】 ロータホルダ15上にクランプマグネット16を介して固持されるディスク11に、ロータホルダ15上に固定される固定具2のモータ側ラッチ爪3に重合して内歯10を形成するディスク側ラッチ爪4を設け、クランプマグネット16に半径方向に移動自在に支持されるスライドラッチ1をスプリング9により常時半径方向内側に付勢し、スライドラッチ1のラッチ溝5をロータの回転時に遠心力により内歯10側に噛合せしめ、ディスク11とロータ14側との固持力の増大を図る。
請求項(抜粋):
ロータ上にクランプマグネットを介して載置され中心のシャフトまわりに前記ロータと共に回転する磁性板部とその外周に設けられた記録板部とを有する円盤状交換媒体を前記ロータ側に前記クランプマグネットの磁力固持に加えて確実に固持するためのディスクラッチ構造であって、前記ロータのロータホルダ上に固着される半歯形状モータ側ラッチ爪上には前記磁性板部の外周側の下面に形成されるディスク側ラッチ爪が重合されて両ラッチ爪で環状の内歯を形成し、前記ロータホルダ上には前記クランプマグネットに円周方向の移動を拘束されて半径方向に沿って移動自在に支持されるスライドラッチが設けられ、該スライドラッチには前記内歯と噛合するラッチ溝が形成されると共に前記スライドラッチと前記モータ側ラッチ爪間には前記スライドラッチを前記モータ側ラッチ爪から離隔する方向に付勢するスプリングが介設され、該スプリングのバネ力は前記ロータの回転時に前記スライドラッチに作用する遠心力よりも低く目に形成されることを特徴とするスピンドルモータのディスクラッチ構造。
IPC (3件):
H02K 29/00 ,  G11B 19/20 ,  H02K 21/22
FI (3件):
H02K 29/00 Z ,  G11B 19/20 N ,  H02K 21/22 M

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