特許
J-GLOBAL ID:200903050309171767
蓄熱式空調装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167401
公開番号(公開出願番号):特開平9-021567
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】蓄熱槽からの取得熱量を一定に保持して最大負荷時において蓄熱を確実に利用できる蓄熱式空調装置を提供する。【構成】室外熱交換器12から流れる冷媒を蓄熱槽20に流す第1冷媒管路18aと、室外熱交換器12から流れる冷媒を蓄熱槽20を迂回して室内熱交換器13に流す第2冷媒管路18bと、この各冷媒管路18a,18bへの冷媒循環量を制御する流量制御弁19とを有する。また、蓄熱槽20の入口冷媒温度を検知する入口温度センサ30と、合流冷媒の温度を検知する出口温度センサ31を有している。これらの温度センサ30,31の検知温度に基づき入口冷媒温度との出口冷媒温度との差が所定温度差になるよう流量制御弁19を制御する。このような流量制御弁19の制御により、蓄熱利用運転時に蓄熱槽20での熱交換量が一定に保持され、最大負荷時においても蓄熱槽20から蓄熱を確実に取得できる。
請求項(抜粋):
冷媒を室外熱交換器及び蓄熱槽に順次流して熱交換し、該熱交換した冷媒を絞り装置を介して室内熱交換器に流して室内空調を行う蓄熱式空調装置において、前記室外熱交換器から流れる冷媒を前記蓄熱槽に流す第1冷媒管路と、前記室外熱交換器から流れる冷媒を前記蓄熱槽を迂回して前記室内熱交換器に流す第2冷媒管路と、前記蓄熱槽へ流れる冷媒の温度を検知する入口温度センサと、前記蓄熱槽から流出した冷媒と前記第2冷媒管路の冷媒とを合流させ、該合流した冷媒の温度を検知する出口温度センサと、前記第1冷媒管路及び前記第2冷媒管路への冷媒循環量を可変する流量制御弁と、前記各温度センサの検知信号に基づき前記蓄熱槽の入口冷媒温度と出口冷媒温度との温度差を演算し、該温度差が所定温度差となるよう前記流量制御弁を制御する制御手段とを有することを特徴とする蓄熱式空調装置。
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