特許
J-GLOBAL ID:200903050313108328

ブロック変換により復号化されたディジタル画像の空間濾波の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114237
公開番号(公開出願番号):特開平6-062387
出願日: 1993年04月19日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ディジタル画像の騒乱効果を、ブロック変換による符号化/復号化の後で、スクリーンにうつす前に、軽減又は除去する。【構成】 ブロック変換はブロックBL1, BL2 の境界領域の画素D,Eについて光度レベルの不連続をもたらす。これらの不連続を、与えられた境界領域の各画素Dについて、これに隣接する二つの画素C,Eのレベルとの間でそれぞれ計算された二つの光度傾斜の符号の変化により検出する。境界領域の画素Dの光度レベルNLは、隣接の画素の光度レベルとの算術平均の差の絶対値に等しい不連続の飛びEDから、ブロックBL1 に割り当てた量子化ピッチに応じて評価される不連続補正率FCDによって補正する。次に、ブロックBL1 は、隣接する二つのブロックBL1, BL2 間の符号化/復号化により生まれた光度レベル差を小さくするために、その全体を補正する。
請求項(抜粋):
画素N×N個からなるブロックの変換と量子化による符号化と復号化の後に得られる数値化画像の濾波方法で、そこでは復号化されたブロック(BLi,j )は平行なN個の、それぞれの光度レベル(NL(A)からNL(H))を持つ画素の区間(LI1 からLIN またはCO1 からCON )から成り、各ブロック(BLi,j )は隣接のブロック(BLi,j-1 、BLi-1,j 、BLi,j+1 、BLi+1,j )からそれぞれの境界(FRj-1 、FRi-1 、FRj 、FRi)によって行においても列においても分離されており、その方法は、隣接のブロック(BL2 )と境界(FR12)により分離された、ある与えられたブロック(BL1 )の各半区間(A,B,C,D)について、:-当該境界領域の画素(D)に隣接する二つの画素(C,E)のそれぞれのレベルに依存する、光度レベルの二つのディスクリートな傾斜の符号が逆である場合は、当該境界(FR12)領域の当該半区間(D)の画素(D)についての光度レベルの不連続の検出、そして、上記の二つの傾斜の符号が逆であった場合への対応として、-境界領域の画素(D)の光度レベル(NL)と隣接の画素(C,E)の光度レベルの算術平均(NL(D’)=〔NL(E)+NL(C)〕/2)の差の絶対値に等しい不連続の飛びの大きさ(ED)の評価、および-当該境界領域の画素(D)のレベルが当該算術平均(NL(D’)を上回る場合は、上記の不連続の飛びおよび上記の与えられたブロック(BL1 )の変換による符号化と復号化に用いられる量子化ピッチ(QZ1 )に依存する不連続補正率(FCD)を、当該光度レベル(NL(D))から減算することにより、また同様に、当該境界領域の画素(D)のレベルが当該算術平均(NL(D’)を下回る場合は、当該不連続補正率(FCD)を、境界領域の画素の当該レベル(NL(D))に加算することにより行う、境界領域の画素(D)の光度レベル(NL(D))の補正、の段階があることを特徴とする方法。
IPC (3件):
H04N 7/133 ,  G06F 15/66 330 ,  G06F 15/68 400

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