特許
J-GLOBAL ID:200903050313728814

四サイクルエンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327665
公開番号(公開出願番号):特開平9-170417
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの如何なる運転姿勢でも、特別なオイルポンプを用いずに潤滑油の循環を可能にする。【解決手段】 エンジン本体1に、油溜室22、クランク室23及び動弁室24を設け、油溜室22及びクランク室23間を通孔46を介して連通し、クランク室23及び動弁室24間をクランク室23の昇圧時に開く一方向弁49を介して連通し、動弁室24及び油溜室22間をオリフィス51を介して連通し、油溜室22で生成されたオイルミストをクランク室23の圧力脈動を利用して油溜室22、クランク室23、動弁室24、油溜室22へと循環させる。
請求項(抜粋):
潤滑油(O)を貯留すると共に、その潤滑油からオイルミストを生成するオイルミスト成形手段(25)を収容する油溜室(22)と、クランク軸(13)のクランク部(13a)を収容するクランク室(23)と、動弁装置(31)を収容する動弁室(24)とをエンジン本体(1)に設け、油溜室(22)及びクランク室(23)間を油溜室(22)の油面上で通孔(46)を介して連通し、クランク室(23)及び動弁室(24)間を、クランク室(23)の昇圧時に開き減圧時に閉じる制御弁(49,71)を介して連通し、また動弁室(24)の上部を実質的に大気に連通すると共に、その底部をオリフィス(51)を介して油溜室(22)に連通し、クランク室(23)の圧力をPc、油溜室(22)の圧力をPo、動弁室(24)の圧力をPvとすると、エンジン運転時に次式Pc≦Po<Pvが成立するようにしたことを特徴とする、四サイクルエンジンの潤滑装置。
IPC (2件):
F01M 9/06 ,  F01M 11/02
FI (2件):
F01M 9/06 B ,  F01M 11/02

前のページに戻る