特許
J-GLOBAL ID:200903050318255418

検体試料中の対象成分の検出方法、およびそれに用いる検出用基板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-263395
公開番号(公開出願番号):特開2002-065274
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】【課題】 塩基配列既知のオリゴヌクレオチドを検出用プローブとして用い、限られた試料量の検体について、前記オリゴヌクレオチドに対する結合性の有無、その結合能の強弱を調査するため、複合体形成の有無、その効率を評価する際、各評価に要する検体の消費量をより僅かな量とすることが可能な、新規な検出方法を提供することにある。【解決手段】 検出用プローブをそれぞれマトリクス状に配置した各区画に結合させた検出用基板を利用し、対象成分、例えば、核酸分子を含む検体試料の溶液複数種を各区画上に僅かな液量をアレイ状にスポットし、この微小液滴内でハイブリダイゼーション反応を行い、その結果得られる複合体を、然るべき標識を利用して、顕微検出系などでスポット位置を選択しつつ検出する。
請求項(抜粋):
塩基配列が既知のオリゴヌクレオチドを検出用プローブとして用い、液状の検体試料中に、前記オリゴヌクレオチドに対する結合能を有する対象成分が含有されるか否か、あるいは、その結合能の強弱を評価するため、前記オリゴヌクレオチドと対象成分との間で形成される複合体を検出する方法であって、検出用プローブとして用いる、前記塩基配列が既知のオリゴヌクレオチドが、少なくとも一種以上であり、また、評価の対象となる検体試料が少なくとも二種以上であり、前記一種以上の検出用プローブ用オリゴヌクレオチドが、所定の固相基板上、それぞれ所定の区画に予め結合してなる検出用基板を用い、前記検出用プローブ用オリゴヌクレオチドが予め結合されている各区画内に、前記二種以上の検体試料それぞれについて、スポット位置が規定のアレイ形状をなすように、各スポット毎に所定の試料液量を複数個スポットする工程と、各検体試料に対する前記複数個のスポットについて、それぞれ前記オリゴヌクレオチドと対象成分との間で形成される複合体の有無を検出する工程と、前記検出結果に基づき、前記オリゴヌクレオチドに対する結合能を有する対象成分が含有されるか否か、あるいは、その結合能の強弱を判定する工程とを含むことを特徴とする検体試料中の対象成分の検出方法。
IPC (10件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12M 1/00 ,  C12M 1/40 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 31/22 121 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566 ,  G01N 35/02 ,  G01N 35/10 ,  G01N 37/00 102
FI (10件):
C12M 1/00 A ,  C12M 1/40 B ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 31/22 121 P ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566 ,  G01N 35/02 F ,  G01N 37/00 102 ,  C12N 15/00 ZNA A ,  G01N 35/06 A
Fターム (34件):
2G042AA01 ,  2G042BD19 ,  2G058CC02 ,  2G058CC08 ,  2G058CF12 ,  2G058EA11 ,  2G058EB00 ,  2G058EB19 ,  2G058ED02 ,  2G058ED17 ,  2G058GA02 ,  4B024AA11 ,  4B024AA19 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA04 ,  4B024CA09 ,  4B024CA12 ,  4B024HA12 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QR84 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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