特許
J-GLOBAL ID:200903050321322533

干渉波除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215878
公開番号(公開出願番号):特開平6-061894
出願日: 1992年08月13日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】ダイバーシティ効果を損なわないで広帯域干渉波の除去とマルチパス歪の除去を実現する。【構成】送信機11は遅延時間τを持たせたVおよびH偏波の無線周波数信号を送信する。受信機12は、回路108ないし120で構成されるパワー・インバージョン・アダプティブ・アレイにより、偏波ダイバーシティブランチ間で広帯域干渉除去を行う。切替器120は、干渉除去を行わないときには加算器116出力を選択し、干渉除去動作時には減算器117出力を選択する。切替器120の出力は適応整合フィルタ121と判定帰還型等化器122によって適応等化される。VH両偏波間に干渉波が受信されないときにはアンテナ制御器106および124がそれぞれ送信アンテナ105および受信アンテナ107の偏波面を回転制御する。
請求項(抜粋):
同一送信データで変調された垂直および水平偏波の無線周波数信号を送信アンテナから送信する送信機と、前記垂直および水平偏波の無線周波数信号を受信アンテナに受ける受信機とを備える偏波ダイバーシティ方式の干渉波除去装置において、前記送信機が、前記垂直および水平偏波無線周波数信号間に所定の遅延時間差を持たせて送信する送信手段と、前記送信アンテナの偏波面を回転制御する送信アンテナ偏波回転制御手段とを備え、前記受信機が、受信した前記垂直および水平偏波無線周波数信号をそれぞれAGC増幅するAGC増幅器と、前記AGC増幅器各各の出力と前記AGC増幅器に対応する相関信号とをそれぞれ乗算する乗算器と、前記二つの乗算器の出力を同相合成する加算器と、前記二つの乗算器出力を逆相合成する減算器と、前記加算器の出力をAGC増幅するAGC増幅手段と、前記AGC増幅器各各の出力と前記AGC増幅手段の出力との相関をそれぞれとって前記相関信号を生じる相関器と、前記同相合成出力と逆相合成出力とを切替る切替器と、前記切替器の出力を適応受信する適応整合フィルタと、前記適応整合フィルタの出力を判定帰還等化する判定帰還形等化器と、前記受信アンテナの偏波面を回転制御する受信アンテナ偏波回転制御手段とを備えることを特徴とする干渉波除去装置。
IPC (4件):
H04B 7/10 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 ,  H04B 7/005

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