特許

J-GLOBAL ID：200903050327163143

インクタンク、インクジェットユニットおよびインクジェット記録装置

発明者： 平林 弘光 ,  日隈 昌彦 ,  池田 雅実 ,  小板橋 規文 ,  名越 重泰 ,  阿部 力 ,  植月 雅哉 ,  杉本 仁 ,  松原 美由紀 ,  後藤 史博
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 谷 義一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-120159
公開番号（公開出願番号）：特開平6-328707
出願日： 1993年05月21日
公開日（公表日）： 1994年11月29日
要約：

【要約】【目的】 インクジェット記録装置の複数の印字姿勢で安定したインク吐出を可能とする。【構成】 インクタンク1の各インク室1a,1b,1c,1dの連通部20をインクタンク1の記録時の姿勢において最下部となるようにし、この連通部20にインク吸収体22を設ける。また、連通部20は、他の記録時の姿勢でもインクタンク1の最下部になるような配置とする。これにより、各インク室での大気とインクの交換は、常に、インク連通部20のインク吸収体22がインクを保持した状態で行われ、インク室の内圧は一定となる。

請求項（抜粋）：

複数の記録姿勢で記録可能なインクジェット記録装置に用いられるインクタンクにおいて、インク供給部が設けられインク吸収体を有した供給部インク室と、インクを貯留するための1つ以上のインク室と、前記供給部インク室と前記1つ以上のインク室、および前記1つ以上のインク室相互を連通するための連通部であって、前記複数の記録姿勢において当該インクタンクの最下部に位置するよう構成された連通部と、前記供給部インク室および前記1つ以上のインク室のいずれかと大気とを連通させるための大気連通部であって、インク吸収体を介して連通するよう設けられた大気連通部と、を具えたことを特徴とするインクタンク。