特許
J-GLOBAL ID:200903050337368851

進行波型増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-298647
公開番号(公開出願番号):特開平5-136641
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 デバイス特性バラツキの影響を無くし且つ、最大利得点及び最広帯域点で動作する進行波型増幅回路を提供する。【構成】 各々のGaAsFET8のゲート端子6と入力伝送回路の隣合う伝送線路間の接続中点66との間にバラクタダイオード33を直列に備えている。従って、入力伝送線路の単位セグメント当たりのキャパシタンスがGaAsFETのゲート・ソース間容量及びバラクタダイオードの容量の直列接続によって決定される。このために、各々のバラクタダイオードのバイアス電圧を自由に変えることによってその容量を変化させることができる。【効果】 各々のバラクタダイオードのバイアス電圧を変えるだけで、回路パラメータを最適値に調整できるため、回路中のデバイスの特性にバラツキがあったとしても、進行波型増幅回路の利得及び動作帯域を容易に最大にすることができる。
請求項(抜粋):
直列に接続されている(N+1)個(但し、Nは自然数)の伝送線路LI1 ,LI2 ,・・・,LI(N+1) を有し、且つ上記伝送線路LI1 側の一端から信号入力端子を導出していると共に、前記伝送線路LI(N+1) 側の他端を所定のインピーダンスの第1の終端回路に接続している入力伝送回路と、直列に接続されている(N+1)個の伝送線路LO1 ,LO2 ,・・・,LO(N+1) を有し、且つ前記伝送線路LO1側の一端を所定のインピーダンスの第2の終端回路に接続していると共に、前記伝送線路LO(N+1) 側の他端から信号出力端子を導出している出力伝送回路と、ソース端子を共にアース端子に接続し、且つドレイン端子を前記出力伝送回路の伝送線路LO1 及びLO2 間の接続中点、LO2 及びLO3 間の接続中点、・・・、LON 及びLO(N+1) 間の接続中点にそれぞれ接続しているN個のGaAsFET Q1 ,Q2 ,・・・,QN とを有する進行波型増幅回路において、前記GaAsFET Q1 ,Q2 ,・・・,QN のゲート端子と、前記入力伝送回路の伝送線路LI1 及びLI2 間の接続中点と、LI2 及びLI3 間の接続中点と、・・・、LIN 及びLI(N+1) 間の接続中点との間にN個のバラクタダイオードD1 ,D2 ,・・・,DN をそれぞれ設けたことを特徴とする進行波型増幅回路。
IPC (3件):
H03F 3/60 ,  H03F 3/193 ,  H03F 3/68

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