特許
J-GLOBAL ID:200903050338671914

像安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280264
公開番号(公開出願番号):特開平10-104684
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【目的】 ジンバル懸架手段の回転動作がロック状態にあるか否かを判定し、ロック状態にあると判定した場合にはアクチュエータを停止させるとともに、操作者に対し、その旨の警告表示をしているので、アクチュエータの損傷を防止でき、操作者による該ロック状態に対する迅速対応を図ることができる。【構成】 角速度センサにより検出された角速度検出値を読み込み(S6)、ポジションセンサにより検出された角度検出値を読み込み(S7)、増幅された角度検出値と上記読み込まれた角速度検出値の減算を行い(S9)、この減算値の時間による積分を行い(S10)、この積分された値が所定のレベル以上となってジンバル懸架装置がロック状態となっているか否かを判定する(S11)。この結果、ロック状態となっていると判定されれば、制御システムを停止する(S12)とともに警告用LEDを点滅させる(S13)。
請求項(抜粋):
正立プリズムを対物レンズと接眼レンズの間に配置した単眼鏡光学系もしくは双眼鏡光学系を有し、これら光学系の対物レンズおよび接眼レンズをケース内に固設してなる光学装置に搭載される像安定化装置であって、前記光学装置の左右方向および上下方向に延びる2本の回動軸を有し、前記正立プリズムを前記ケースに回動自在に装着するジンバル懸架手段と、該ジンバル懸架手段を該2本の回動軸の周りに回動せしめるアクチュエータ手段と、前記2本の回動軸周りの該ジンバル懸架手段の角度位置を各々検出する2つの角度位置情報検出手段と、前記ジンバル懸架手段に固設された、前記光学装置の姿勢変化による該ジンバル懸架手段の角速度情報を各々検出する2つの角速度情報検出手段と、前記角度位置情報検出手段および前記角速度情報検出手段により検出された情報に基づき、前記正立プリズムを慣性系に対して固定するよう前記アクチュエータ手段を駆動し、前記ジンバル懸架手段の2つの回動軸周りの回動を制御するフィードバック制御手段と、前記アクチュエータ手段を駆動制御するための信号の状態を検出して、前記ジンバル懸架手段の回転動作がロック状態にあるか否かを判定するロック状態判定手段と、該ロック状態判定手段により前記ジンバル懸架手段の回転動作がロック状態にあると判定された際に、前記アクチュエータ手段への駆動信号の入力を実質的に停止せしめる駆動信号入力停止手段と、前記ロック状態判定手段により前記ジンバル懸架手段の回転動作がロック状態にあると判定された際に、該ロック状態にある旨の警告動作を行うロック状態警告手段を備えてなることを特徴とする像安定化装置。
IPC (3件):
G03B 5/00 ,  G02B 27/64 ,  G03B 17/18
FI (4件):
G03B 5/00 J ,  G03B 5/00 G ,  G02B 27/64 ,  G03B 17/18 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 像安定化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-035530   出願人:富士写真光機株式会社
  • 像振れ補正機能付きカメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-246039   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平4-096031
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