特許
J-GLOBAL ID:200903050340886839

吸光光度計およびこの吸光光度計の温度補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167278
公開番号(公開出願番号):特開平9-015144
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】測定セルの洗浄が確実に、容易に実施できる吸光光度計および参照用光路と測定用光路とに共通でない部分で生じる温度変化に影響されない吸光光度計の温度補償方法を提供する。【構成】円筒形光学ガラス11とこのガラス11の両端面に取り付けられる蓋12,13 とからなり検水が導入・導出する測定セル1と、蓋12,13 の中間に位置し直径方向に測定用光路10を有し,この測定用光路10の一方に光源Lと他方に光検出素子PDとを設け、光源Lが出射する光の一部を参照用光路として光検出素子PDに導く第1・第2光ファイバと、測定用フィルタFm1,Fm2 を備え回転して測定用フィルタFm1,Fm2 を第1または第2間隙の測定用光路10および参照用光路に配置するフィルタホイール2と、測定セル1内に配置され、円筒形ガラス11の円周方向に接触するワイパーゴム輪52を備えるワイパー装置と、を備える。
請求項(抜粋):
円筒形光学ガラスと,この円筒形光学ガラスの両端面に取り付けられる第1、第2蓋と,からなり検水が導入・導出される測定セルと、この測定セルの第1、第2蓋との中間に位置し,直径方向に測定用光路を有し,この測定用光路の一方の側の測定セル側面との間に第1間隙を置いて設けられる光源と、測定用光路の他方の側に設けられる光検出素子と、この光検出素子の検出出力を演算処理する演算装置と、光源が出射する光の一部を一方の端面に結合する第1光ファイバと、この第1光ファイバの他方の端面と第2間隙を置いて対向配置される一方の端面を有し、光源が出射する光の一部を参照用光路として前記光検出素子に導く第2光ファイバと、回転可能に設けられ、その回転の中心から同一半径上の所定位置に少なくとも測定用フィルタを備え、回転して測定用フィルタを第1または第2間隙の前記測定用光路および参照用光路に配置するフィルタホイールと、測定セル内に配置され、円筒形ガラスの円周方向に接触するワイパーゴム輪と,ワイパー支持体と,ワイパーゴム輪を円筒軸方向に駆動するワイパー駆動軸と,からなるワイパー装置と、を備え、測定用光路は、光源から測定セルを通って光検出素子までの経路を通り、測定時は第1間隙に位置した測定用フィルタを経由して形成され、参照用光路は、光源から第1および第2の光ファイバを介して光検出素子までの経路を通り、測定時は第2間隙に位置した測定用フィルタを経由して形成される、ことを特徴とする吸光光度計。
IPC (3件):
G01N 21/27 ,  G01N 21/15 ,  G01N 21/49
FI (3件):
G01N 21/27 Z ,  G01N 21/15 ,  G01N 21/49 A

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