特許
J-GLOBAL ID:200903050345859163

鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035687
公開番号(公開出願番号):特開2000-234386
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】補強筋の継手部分の溶接作業が省略できて補強筋の配筋・組立工程も簡素化できる鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部補強方法を提供する。【解決手段】柱鉄骨20と複数の梁鉄骨30とを交差させ、その周囲に柱鉄筋を配置して柱梁接合部を形成し、補強筋3a〜3dを柱梁接合部の周囲をリング状に配筋し、柱梁接合部および補強筋3a〜3dの外周部にコンクリート40を打設する鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部補強方法において、補強筋3a〜3dとして表面に凹凸を形成した異形鉄筋を用い、穿孔部16a〜16dの孔径を補強筋3a〜3dの直径の2.5倍から3倍に形成し、補強筋3a〜3dを少なくとも2カ所の穿孔部16a〜16dに亘って挿通させると共に前記補強筋同士を穿孔部16a〜16dの双方向から互いに重なり合うように挿通させ、ウエッブ鋼板15を越えた補強筋先端の定着長さを補強筋16a〜16dの直径の5倍から10倍の長さに設定することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ウエッブ鋼板の上下端部をフランジ鋼板で挟着させて成る複数の梁鉄骨と柱鉄骨とを交差させ、その周囲に柱鉄筋を配置して柱梁接合部を形成し、前記梁鉄骨のウエッブ鋼板に穿孔部を形成し、この穿孔部に補強筋を挿通させて前記柱梁接合部の周囲をリング状に配筋し、前記柱梁接合部および前記配筋した補強筋の外周部にコンクリートを打設する鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部補強方法において、前記補強筋として表面に凹凸を形成した異形鉄筋を用い、前記穿孔部の孔径を前記補強筋の直径の2.5倍から3倍に形成し、前記補強筋を少なくとも2カ所の前記穿孔部に亘って挿通させると共に前記補強筋同士を前記穿孔部の双方向から互いに重なり合うように挿通させ、前記ウエッブ鋼板を越えた補強筋先端の定着長さを前記補強筋の直径の5倍から10倍の長さに設定することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部補強方法。

前のページに戻る