特許
J-GLOBAL ID:200903050353634499
レーザ発振周波数安定化装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
光石 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097677
公開番号(公開出願番号):特開平5-299754
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】 光周波数の異なる他の二つの光を基準として、半導体レーザ等の発振光周波数を安定化する装置において、光電変換手段における信号対雑音比を改善し、安定度を向上させることを目的とする【構成】 安定化するレーザの出力光を含む光周波数ν<SB>1</SB>,ν<SB>2</SB>,ν<SB>3</SB>(但し、ν<SB>1</SB><ν<SB>2</SB><ν<SB>3</SB>)の三つの光を用いて検出した周波数差|ν<SB>1</SB>+ν<SB>3</SB>-2ν<SB>2</SB>|に基づいてレーザの発振光周波数を安定化する装置において、周波数差を、3次の非線形効果を利用して新たに生じた光と入射光との間での電気ビート信号から検出している。このため、非線形効果により生じた弱い光同志を用いて電気ビート信号の検出を行う従来装置とは異なり、周波数差検出時のS/Nが優れている。
請求項(抜粋):
安定化すべきレーザと、前記レーザからの出力光を含む光周波数ν<SB>1</SB>,ν<SB>2</SB>,ν<SB>3</SB>(但し、ν<SB>1</SB><ν<SB>2</SB><ν<SB>3</SB>)の三つの光のうち、光周波数ν<SB>2</SB>の光と残りの二つの光のうちの一の光を合波する第一の光合波手段と、前記第一の光合波手段により合波した光を入射して3次の非線形効果により新たな光を生成する3次非線形媒質と、前記3次非線形媒質により生成された新たな光と、前記三つの光のうち前記非線形媒質を通過していない残りの一つの光と合波する第二の光合波手段と、前記第二の光合波手段により合波された光を光電変換して光周波数|ν<SB>1</SB>+ν<SB>3</SB>-2ν<SB>2</SB>|の電気ビート信号を得る光電変換手段と、基準信号を発振する基準発振器と、前記基準信号発生器により発生した基準信号と、前記光電変換手段により変換された電気ビート信号との位相差を検出する位相差検出手段とを具備し、前記位相差検出手段により検出された位相差が一定となるように前記レーザを負帰還制御することを特徴とするレーザ発振周波数安定化装置。
IPC (3件):
H01S 3/13
, G02F 1/35
, H01S 3/109
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