特許
J-GLOBAL ID:200903050355597256

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186059
公開番号(公開出願番号):特開平6-004075
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 ファジー推論を応用し、少なくともフレット操作位置と弾弦操作位置との組み合せに応じて発生される楽音の特性を微妙に制御する。【構成】 弾弦位置、フィンガリング操作位置および弦NO.を入力パラメータとして取り込み、これらのデータに基づきファジー推論によりアタックレート演算(ステップS17)およびリリースレート演算(ステップS18)を行う。ファジー推論ではメンバーシップ関数に対する適合度を求め、MAX演算=OR処理を行い、さらに重心計算を行って脱ファジー化する。そして、ファジー推論結果によるアタックレートA、アタックレベルでエンベロープを可変するとともに(ステップS20)、リリースレートR、リリースレベルでも可変する(ステップS27)。これにより、楽音特性としてのエンベロープ形状が変化し、自然弦楽器に近い楽音特性が得られる。
請求項(抜粋):
フィンガボードと、フィンガボードに沿って張設された複数の弦と、弦が弾弦されたことを検出する弦操作検出手段と、前記弦操作検出手段により弾弦の検出された弦に対する弾弦位置を検出する弾弦操作位置検出手段と、前記フィンガボードに対するフィンガリングの操作位置を検出するフィンガリング操作位置検出手段と、弦の弾弦位置およびフィンガリング操作位置を入力パラメータとして所定のファジールールに従ってファジー推論演算を行うファジー推論手段と、該ファジー推論手段の演算結果に応じた特性の楽音の発生を指示する楽音発生指示手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器。
IPC (5件):
G10H 1/053 ,  G06F 9/44 330 ,  G10H 1/00 ,  G10H 1/18 ,  G10H 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-146094

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