特許
J-GLOBAL ID:200903050359810884

自動注射器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243667
公開番号(公開出願番号):特開平7-067959
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 薬液を収容する容器からの溶出の心配がなく、部品点数が少なく、安価な薬液注入具を提供する。また、プランジャを押すという行為を伴わずに、正確な流量と速度で持続的に薬液を注入することのできる自動注射器を提供する。【構成】 本発明の自動注射器は、先端開口に注射針接続部11が設けられ基端の開口がガスケット12で密封されたシリンジ外筒1と、このシリンジ外筒1の基端側の外壁に固定されたキャップ状部材2と、このキャップ状部材2の透孔22からコイルバネ収容空間26に挿着されたバネ圧縮部材3と、バネ圧縮部材3に入れ子状に外挿された、円筒状の鞘部41とバネ収容部42からなるバネ受け4と、バネ収容部31とキャップ状部材2の天面21の間に収縮状態で収容されたコイルバネ5、および、プランジャ6からなり、バネ圧縮部材3とバネ受け4はロック手段により係合されている。
請求項(抜粋):
先端と基端を有する両端の開口した筒状部材の先端開口に注射針接続部が設けられるとともに、基端側の内腔が基端開口から摺動可能に挿着されたガスケットで密封されてなるシリンジ外筒と、該シリンジ外筒の基端側に被着され固定された、天面に透孔を有するキャップ状部材と、その一端に該キャップ状部材の透孔より大径の操作部を有し、該操作部を除く部分がキャップ状部材の透孔を通して前記シリンジ外筒とキャップ状部材で構成されるコイルバネ収容空間に挿着された回動可能な筒状のバネ圧縮部材と、該バネ圧縮部材の内腔に挿通され前記ガスケットに着脱自在に結合されるプランジャと、前記コイルバネ収容空間に挿着されたバネ圧縮部材部分に入れ子状に外挿され、ロック手段によりバネ圧縮部材の端部と係合された、円筒状の鞘部と該鞘部の底部に設けられたバネ収容部からなるバネ受けと、該バネ受けの鞘部を囲むようにバネ受けのバネ収容部とキャップ状部材の天面の間に収縮状態で収容された、長手軸方向に伸長可能なコイルバネとを含んでなり、前記バネ圧縮部材とバネ受けの係合を解除した時に、前記コイルバネが伸長して前記ガスケットをシリンジ外筒の先端方向に移動させるようにした自動注射器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-188265

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