特許
J-GLOBAL ID:200903050363421442

ポリビニルアセタール樹脂粒子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023594
公開番号(公開出願番号):特開平5-239131
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 ポリビニルアルコールを炭素数6〜10のアルデヒドでアセタール化したポリビニルアセタール樹脂の有する遮音性等の性能を損なうことなく、樹脂粒子の貯蔵時の耐ブロッキング性を改善する。【構成】 ポリビニルアルコールとn-ヘキシルアルデヒドを塩酸触媒の存在下水媒体中で反応させてポリビニルヘキサナール樹脂の中核粒子を析出させる。この中核粒子のスラリーにn-ブチルアルデヒドを加え塩酸触媒の存在下水媒体中で反応させて、上記中核粒子の周りにn-ブチルアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂の外殻層を形成する。その後、常法により中和、水洗、乾燥を行い目的のポリビニルアセタール樹脂粒子を得る。この樹脂粒子の平均粒径は約300μm 、中核粒子の平均粒径は約250μm である。また、樹脂粒子の平均の全アセタール化度は約68モル%である。
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコールを炭素数6〜10のアルデヒドを主成分とするアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(a)からなる中核粒子の周りに、ポリビニルアルコールを炭素数1〜4のアルデヒドを主成分とするアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(b)からなる外殻層が形成されていることを特徴とするポリビニルアセタール樹脂粒子。
IPC (2件):
C08F 8/28 MGZ ,  C08F 16/38

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