特許
J-GLOBAL ID:200903050365946720

電力系統安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-324266
公開番号(公開出願番号):特開平8-182199
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】電力系統における全ての系統構成、潮流状態、事故発生地点に対し最適な電制発電機を決定でき、事前のオフラインシミュレーションを不要とする。【構成】電力系統の系統情報を収集し、予め記憶されている系統設備データを基に、現在の潮流状態を表わす解析用系統モデルを作成する系統モデル作成手段と、電力系統事故の発生を起動条件とし、事故条件を検出する事故条件検出手段と、この事故条件と予め記憶されている電制対象発電機の運用制約条件と解析用系統モデルとを基に、電制発電機の組み合わせを変えて複数の解析条件を設定する解析条件設定手段と、この各解析条件に従って過渡安定度計算を行ない、各解析条件に対する安定度を判定する安定度判定手段と、この各解析条件に対する安定度判定結果を基に、電制発電機を決定する電制発電機決定手段と、この決定された電制発電機を電力系統から解列して電力系統の安定化を図る制御手段とを備える。
請求項(抜粋):
電力系統の接続状態および電力の需給状態を系統情報として定周期で収集し、かつ当該収集された系統情報とあらかじめ記憶されている系統設備データとに基づいて、現在の潮流状態を表わす解析用系統モデルを作成する系統モデル作成手段と、前記電力系統に事故が発生したことを起動条件とし、当該事故の発生地点と事故の種別を判定して事故条件として検出する事故条件検出手段と、前記事故条件検出手段により検出された事故条件と、あらかじめ記憶されている電制対象発電機の運用制約条件と、前記系統モデル作成手段により作成された解析用系統モデルとに基づいて、電制発電機の組み合わせを変えて複数の解析条件(ケース)を設定する解析条件設定手段と、前記解析条件設定手段により設定された各解析条件に従って過渡安定度計算を行ない、各解析条件に対する安定度を判定する安定度判定手段と、前記安定度判定手段により判定された各解析条件に対する安定度判定結果に基づいて、電制発電機を決定する電制発電機決定手段と、前記電制発電機決定手段により決定された電制発電機を前記電力系統から解列して電力系統の安定化を図る制御手段と、を備えて成ることを特徴とする電力系統安定化装置。
IPC (3件):
H02J 3/24 ,  H02J 3/00 ,  H02J 3/38

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