特許
J-GLOBAL ID:200903050369239360
徐放性組成物およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192950
公開番号(公開出願番号):特開平5-178740
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 有効量の活性成分を所定の時間に亘って放出する粒子の製造方法を提供する。【構成】 粒子が1種またはそれ以上の活性成分を生体再吸収性および/または生分解性の重合体または共重合体と混合した状態で含み、且つ粒子の大きさが特定範囲にあり、粒子の製造方法が第一段階は各成分の乾燥状態での混合工程、タブレット化および/または押出工程、粉砕工程、および適切粒径選択工程からなり、第二段階が粒子を60°C以上(上限温度は成分の安定性によって限定される)において、ゲルが親水性である場合には約40〜500mPa.sの粘度、疎水性である場合には約3,000〜12,500mPa.sの粘度を有するゲル中に攪拌しながら懸濁させ、溶融するのに十分な温度に加熱してマイクロボールを形成し、ゲルを冷却し、濾過によりマイクロボールを回収することを特徴とする粒子の製造方法、およびそれによって得られた徐放性組成物。
請求項(抜粋):
有効量の活性成分を所定の時間に亘って放出するようにした粒子の製造方法であって、前記粒子が1種またはそれ以上の活性成分を生体再吸収性および/または生分解性の重合体または共重合体と混合した状態で含んでなるものであり、且つ前記粒子の大きさが特定の範囲にあるものであり、前記の粒子の製造方法が各成分を混合する工程、得られた混合物をタブレット化および/または押出しする工程、得られたタブレットまたは押出物を粉砕する工程、および粒子の適切な粒径範囲を選択する工程から成る当該技術分野で周知の通常の経路によって粒子を加工することを第一段階として包含するものである前記製造方法において、前記第一の段階で各成分を乾燥状態で混合すること、および第一段階の後の第二段階が、前記第一段階で得た粒子を60°C以上(上限温度は成分の安定性によって限定される)において、ゲルが親水性である場合には約40〜約500mPa.sの粘度、あるいはまたゲルが疎水性である場合には約3,000〜約12,500mPa.sの粘度を有するゲル中に攪拌しながら懸濁させ、前記粒子を溶融するのに十分な温度に前記ゲルを加熱してマイクロボールを形成し、前記ゲルを冷却し、そして濾過によって前記マイクロボールを回収することによって前記粒子を処理することからなることを特徴とする前記の粒子の製造方法。
IPC (3件):
A61K 9/52
, B01J 2/20
, B01J 13/04
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